2012年7月29日日曜日

都内に出る

ちょっと野暮用で都内に出た。
緊急入院からという事なので、それ以来だ。


それから半年も経過してないが、何年も療養生活している感覚になっている。
周囲が7月になって「もう今年も半分だよ」なんて言っていたが、私は「まだか」
と言う感覚だった。


1日の経過は早く感じるが。


都内に出ると言っても日曜日の朝なので混んでいない。
日差しが強くなる前に出たかったので早く出ているだけだが。


別に都内の路線がわからないわけでもなく、初めての駅で下車したわけでもない。
新しい経験をしたわけでなく、感覚を戻すという事なのだろうか。


電車に乗っていると人の多さに驚いてしまう。
病院でも人は多いが、人種が全く違う。
夏休みという事もあるせいだろうが。


いい刺激になったと思う。
Twitter見てもFacebook見ても遠出している人たちが羨ましいが、自分もあと
少しで治療が終わる。
終われば、動けると信じている。


昨日は腹を下していたが、今日も帰宅すると水便だった。


冷房に当たり過ぎているのかもしれない。


2012年7月28日土曜日

お腹がくだる

夕方頃から便がゆるくなってきた。

便秘で苦しい思いをした事を考えれば、むしろ丁度いいくらいだ。

しかし、肛門が熱くなるのが痛く怖くもある。
怖いと言うのは、ただれてしまうのではないかとか人口肛門に
なるのではないかという意味でだ。


そう言えば、同じ下痢でも肛門が熱くならない時がある。

調べてみた。


下痢をすると肛門が熱いような痛いような感じがします。 なぜ?

腸液によるようだ。
皮膚が腐食されているというのが気になる。


便秘よりはと言いつつも健全な排泄が望ましいものだ。


原因は食べ物ではなさそうだ。
午後に冷房に当たったまま昼寝をしてしまったせいかもしれない。

冷風に直に当たらないように言われているのに全然守れていない。
それだけの猛暑なのだろう。

2012年7月27日金曜日

筋トレを軽くやってみた

来週から5クール目が始まるが、さすがに腕がぷよぷよしてくると
気になる。


散歩は膝の痛みと直射日光を考慮して今日は止めていた。


その代わりというわけではないが、軽く筋トレをしてみた。


本当なら病気の身なので肩ならしで
1kgとかから始めるのだろうが、
家にあったのは5kgの鉄アレイのみ。


いきなり10kgでトレーニングをして
しまった。

もっとも重い物を持つなとは言われてないので
気にせずにやってみた。






さすがに筋力が落ちているのを感じずにはいられなかったが、スッキリした。


病気を宣告されてからは、ほとんど力んでいないのだ。
力んだシチュエーションと言えば、術後の歩く時激しい腹痛が起きた時、
そして便秘の時だろうか。


ネタのよう思われるかもしれないが、実話であるし、笑いのネタにもならない。
特にXelox療法を始めてからは力を入れてはいけない事を言われているので
なるべく避けてきた。

だが、それ以上にストレスがたまり始めてきた。
それだけ元気になったと受け止めるべきなのか。


筋トレをすると気分がスッキリする。
体がしまるせいか気も引き締まる感じがする。

だから病気になる前はジムに通っていた。
3年くらいは通っただろうか。
周りが「よく続くね」と言うくらいだから足しげく通っていたのだろう。


動きたいのに動けないストレスをどう解消するかが秋までの過大だなと
思う。


やはり次回の外来で主治医Bに相談してみよう。
彼の性格とスタンスだと「自己管理でお願いします」と言われそうだが。

2012年7月26日木曜日

左ひざが痛む

昨日は1時間散歩をしたが、その反動が来たのか
左ひざが痛む。


元々は所謂ランナー膝というやつで何年か前にランニング中に
痛めた。


整体などにも行ったが、どうも治らない。
痛みが引くのを待つだけだ。

当時はフルマラソンに出たいと考えており、専ら夜にランニングをしていた。
ストレス発散も兼ねてだったが、それが気候が良かったせいもあり、朝走って
みたいと思い、走り痛めた。
当時の体重などを考えれば、膝を痛めるのは仕方がなかった。
それでも太っているなりにジムに通い、ウォーキングから初めて徐々に慣らして
いった矢先だったのでショックだった。

太っているだけに膝を壊す事を想定してからだ。


とりあえず痛みが引くまで体を休めるしかない。


来週の外来で筋トレなど主治医Bに聞いてみようと思う。

私みたいに鳥越俊太郎さんが筋トレしている映像を見ている人もいるようだ。
自分が大腸ガンになってからだが、鳥越俊太郎さんは本当にスゴい方だ。
励まされる。
ガンは公表した方が良いと思う。
ただ、社会的な地位やイメージなど周囲の受け取り方が問題になるので
誰でも公表できるわけではないが、公表した方が当人も周囲もすっきり
するはずだと思う。

だから鳥越俊太郎さんのように世の中にメッセージを発信している方には
本当に励まされる。
治療を終えていない私には、「ガンに感謝している」なんて口にできる
勇気は、ない。


そんな鳥越俊太郎さんを見た方のブログだ。

がんになってからの筋トレ 

もう手術から3ヶ月も経過してるから良いのではないだろうかなんて
思ってしまうが、このブログの方は2つガンを発症しているが、私のように
抗がん剤治療をしないで済むステージの方だ。
ここは、大きく違う。

当然ながら副作用が収まらないうちは不可能だろうが、折を見て始めていきたい。


ガンは手術してからが、勝負だ。


2012年7月25日水曜日

1時間歩く

エルプラット投与3日したら朝は歩くようにしている。

腸のため、ダイエットのため、気分転換のため、考え事をするため
いろいろ目的はある。

本当は走って汗かいてスッキリしたいところが、我慢するようにしている。
ランニングしている人を見ていると羨ましくなる。
私も去年まではランニングも筋トレも普通にしていた。

あと、この季節は朝焼けが奇麗に感じる。
冬の澄んだ空気を吸うのも気が引き締まるが、夏の爽やかな空気もうまい。


これは朝の4:30前だ。


朝焼けと川に反射した朝焼けで朝もやが
挟まれているように見える。

車も大きな通りでなければ、大して走ってない。


人の通りもそんなにない。
大体、動き出すのは5:00を過ぎてからのようだ。






喉の違和感は完全にない。
アイスを食べても大丈夫だし、少し冷たい野菜ジュースを飲んでも大丈夫だ。

だからこそ太らないように気をつけないといけない。


久々にヴァームを飲みながら歩いた。
気がつけば1時間も歩いていた。

このヴァーム、グレープフルーツ味なので大丈夫かなと思っていたが問題無しだった。

ヴァームウォーター 500mL
 


1時間歩けるのはストレス解消にもなるし、回復への自信にもなるが、
ほどほどにしておこうと思う。
1時間歩くのは、しばらくは週に1回程度にしておくつもりだ。



2012年7月24日火曜日

4クール目の休薬期間

掲題の通りに4クール目休薬期間に入った。


今回は左腕のシビレと喉の違和感がなかなか抜けずに
特に左腕は後遺症になるのではないかと思うほど不安を
感じていた。


ゼローダを飲まないと言うのは、気持ち的にも楽になる。


もう冷たい物を口にしても喉の違和感がない。
コーヒーも普通に飲んでいる。

今日は久々にカフェラテを飲んだ。


カフェラッテ


控えていたものが口にできたり、実行できるのは実に嬉しいものだ。



4クールが終わると、化学療法も折り返しになる。
あと4回もこんな事をするのかと思うと気が重くもなるが、
とりあえずは半分までを目標にきた。


もう夏だが、今ついている若葉が落ち葉となる時まで治療は続く。

残り半分である。

2012年7月23日月曜日

血がなかなか止まらない

ふとした事で抵抗力が落ちているのを感じる。

紙で指を切る事は、たまにある。
バカにできない。
紙でも指は切れる。

そんな事が私にも起きるのだが、血が止まらない。



















驚いてしまう。


看護師から血が止まりにくくなるから注意してくださいと
言われたはいたが、怖くなる。


これも副作用の一つだ。


今までは血がすぐに固まるから切り傷でもそのままにしておいた。
膿んだ事も破傷風になった事もない。

今は早く絆創膏を貼るようにしている。
貼っても血がなかなか止まらない様子をよくわかる。


また指のちょっとした切り傷だから良い方だ。
これが外で転んで膝でも擦りむいたりしたら大変だ。
内出血すると、どうなるのか。


お年寄りの方が患者なら歩いて転倒する可能性が多分高いと思う。


人ごみに行かないようにするのも風邪対策だけではないのが頷ける。


かさぶたを少し剥がそうとしただけで余計な部分まで剥がしてしまい、
血が出る。

2012年7月22日日曜日

外出がストレス解消

やはり牛乳を飲むとお通じが活発になる。
便秘での不安を解消してくれる。

乳製品の功罪が言われているようだが、私にはお通じを促す
ツールである事に間違いはない。

直射日光に当たれないので程よく曇っていたのを見て
外出してきた。


混んでいるだろうから車ではなく、電車で行ってみた。


混んではいたが、買い物をしている人が少ないのが印象的
だった。


高校を出てから毎日のように乗っていた電車に久々に乗るのは
母校に帰るような変な感じがしたが、2駅ほどで下車。
退院後の外出よりも体力が回復しているが、歩くのが遅くなった
気がする。

と言うよりも術前の方が早く歩き過ぎていた気がする。
時間は貴重だが、そんなに早く歩く事もないだろうとも思うように
なってきた。


買い物に出たもののお目当ての物が見つからずに帰って来た。


手術から3ヶ月を経過している。
腹腔鏡手術の目安としては社会復帰ができる。
私の場合、抗がん剤治療をしているので秋もしくは冬くらいまで
療養を余儀なくされているが。


特に何もせずに帰宅したが、気分転換にもストレス解消にも良かったと
思っている。

2012年7月21日土曜日

便が出たり出なかったり

4クール目も休薬期間が来週に見えてきたが、今回は手の皮が
剥けていない

今回は手が荒れていない。
どこか出れば、どこか引っ込むのが副作用のようで今回は左腕の
しびれが結構出ている。

冷たい風に当たるとチクチクする。
5クール目をどちらの腕で点滴をしとうか今から考えている。
利き腕は動けるようにしておきたいが、何度も針を刺しているから
血管を傷つけているのではないかと思うと、たまには逆の手にした
方が良いのではないかとも考えてしまう。


本題を忘れていた。


4クール目は便秘気味なのも気になっている。
腸が機能しているのか不安だ。
結局、今は薬(マグラックス)の力を借りているようなものだから
自然な排便をする自身が今ひとつない。


副作用なのだろうか、腸の機能なのか、制限された食生活のせいか
断定できない。
10〜11月くらいに治療が終わる予定なので、その時にある程度
絞り込めるのかもしれない。


便が出るには水分の摂取が必要だが、副作用が抜けない時は水を
飲むのが辛い。なかなか飲まなくなる。


いろいろな要因が絡み合っているのだろうが、こう考えていると
普通に動けているし外見からはわからないが、便秘の状態にあると
自分は病人なのだなと改めて感じさせられる。


2012年7月20日金曜日

ごぼう茶を飲むと違和感が

ここ数日、ごぼう茶を飲むと喉の違和感が出てくる。
烏龍茶を飲んでも特に違和感は出ない。

何故だろうか。
ごぼうのアクが刺激してるのだろうか。

この数ヶ月は何もなかったのだが。

そもそもの話、ごぼう茶が喉の違和感の直接的な原因とも
言えないのだ。
ただ、1日普通にいて夕方飲んだら喉がおかしくなったので
原因としては考えられなくもない。

ちょっと様子を見てみる事にしよう。

数日、控えてみようと思う。


別にごぼう茶が悪いとは断定してないので、誤解のないように。
飲んでいる私の体が現時点で治療をしているので、言ってしまえば
完全体ではない。

副作用で味覚が変わる事もあり、口内炎ができる事もあり、まだまだ
予期せぬ体の変化があるわけだ。

ごぼう茶の件は、経過を観察したい。

2012年7月19日木曜日

喉の違和感と冷房について

おさまったと思った喉の違和感が復活しつつある。


冷房のせいだろうか。


冷たい物を口の中に入れなければ、大丈夫だろうと思っていたが。


今は冷房のきいた部屋でブログを更新している。
喉の奥に異物があるような感じだ。


ゼローダ投入から1週間を経過しているので、今まで通りならば
副作用が抜けて休薬期間を指折り数えるだけなのだが。


左手首に違和感もあるし。


4クール目をなめてはいけないという事か。

2012年7月18日水曜日

熱中症か?

軽い頭痛と吐き気がしている。

熱中症か。
暑ければ、外に出ていなくても屋内で発症する可能性は充分にある。

せっかくエルプラットの喉の違和感が引いてきたのに。


あと薬を飲んだ時のペットボトルの水が冷蔵庫に入れず出しっ放しだったな。

そのせいか。


左腕のしびれもなくなってきたとは思う。
思うと言うのは、手首をひねると少し違和感がある。
しびれとは関係ないかもしれないし、わからない。


冷たい物は、まだダメなのかもしれない。
冷奴を食べたら少し口内炎ができたかのような感覚になった。

実際は、できてない。


自分の体調を制御できないのが、悔しい。

2012年7月17日火曜日

コーヒーも解禁

手術から3ヶ月。
主治医Bより生ものの許可が出たと同時にコーヒーの許可が出た。


それでスタバに行った。


正直、並んでまで食事したりする性格ではないが、暑くて仕方ないので
体力負けして10分弱だけ並んだ。


いくら許可が出たと言っても最初からどぎついカフェインを入れるわけにも
いかないのでアメリカンに近いのを注文。
何とかアメリカーノと言ったか。
はるかに私よりもお詳しい方にお聞きした方が早いだろう。


さほど寿司は感動ではなかったが、コーヒーは感動した。
生来のコーヒー好きではないが、こちらの方が嬉しい。


TwitterやFacebookでカフェにいる画像をよく見ていたせいだろうか。


副作用はと言えば、左腕のしびれくらいだろうか。
ここ数日は風が強いが、散歩をして風が当たるたびにチクチクする。


喉も違和感もなくなった。
試しにアイスを食べてみたが、最初は何もないが、時間が経つと口の中が
チクチクする。
大した事はないが、あと数日お預けか。



ハーゲンダッツ ミニカップアイスクリーム
 

2012年7月16日月曜日

生もの解禁

4クール目の外来で主治医Bより生もの解禁の達しがあり、
回転寿司に迷わず行く。


ダメと言われると食べたくなる性分なもので3月から4ヶ月


待っていましたと言わんばかりに着席。


ところが、意外と食べたいと思わなかった。
食べていない生活に慣れてしまったのか、体調が万全でないせいか
食後の薬服用の嫌悪感のせいか、喉の違和感のせいか。


食べるには食べたが、さほど感動しなかった。
特に解禁は有名店でという気合いがあったわけでもないので、最寄りの
某チェーン店で食べた。


食べたいという気持ちは、過大なものであるのだなと痛感。


確かに食べたい気持ちはあったが、本当は食べたかったと言うのではなく、
体調と生活が一つ元に戻ってきたという確認がしたかったからではないかと
考えた。


実際に食べた時に感動はなかった。
生ものを食べる行為で回復を実感したかっただけだったのだなと。


食い意地が張っていて下品だという日本人の美徳が少しわかった気がする。

2012年7月15日日曜日

療養するという事への理解

散歩を再開している。
足への負担は特に感じない。

2クール目で足を痛めた経験から点滴から2〜3日は外に出ない事に
決めている。

桜が咲く頃に手術をしてから蝉の声が聞こえる季節になってしまった。
妙なもので療養生活をする事で季節の流れを感じる事ができている。


まだ3ヶ月も経過してないが、長く感じる。


夏に向けてか誘いがいろいろと来る。
有り難いのだが、今の私は療養が最優先なので全てお断りしている。

お誘いを断る事に関しては以前もエントリーした。

心苦しい限りだ。
事情を素直に言えないので「療養している」とだけ伝えている。

ご理解のある方が圧倒的多数なのだが、詳細な事情をお伝えできないせいか
なかなかご理解頂けないのかなという印象のある方もあるのが実情。

大変、残念だ。

私も外を存分に歩きたいし、ランニングも筋トレもしたい。

なかなか察して頂けないのは、私の今までの不徳の致すところなのだろうかとさえ
考えてしまう。
SNSではポジティブに発言をしているが、勘違いされる方もいるようだ。


メールの返事がどうだとか、書き込みの内容がお気楽に思われるかもしれない。
ブログだって更新してるだろうというご意見もあるかもしれない。

療養するという事は、楽をしている事ではない。


2012年7月14日土曜日

割と早い回復

4クール目。
ここ2日寝ていたせいか回復が早い気がする。

寝ると言うか横になって安静にしていた程度だ。
さほど眠ってはいないと思う。

それでも夜眠れているという事は体の負担を物語っているという
事だろう。


体重は少し増えてしまった。
食べる量もあるが、便秘気味だ。
便秘になると吐き気が出てくる。
因果関係はわからないが、出るべきものが出てないのは
良くないという事だろう。


左腕のシビレもマシになってきた感じだ。
筋肉痛のような感じになってきている。

ふくらはぎの痛みも階段を降りる時に感じるくらいになってきた。

昨晩は右腕以外は全身に痛みやダルさがあったが、抜けつつある感じだ。

しかし、喉の違和感は消えない。
正直言えば、喉の違和感こそ早く解消して欲しい。


薬を飲む時に吐き気が出てくる。
ゼローダは6錠を2錠ずつ飲んでいたが、それも不可能になってきたので
1錠ずつ飲んでいる。
元々が大きいのもあるが、飲み込めない。

少なくとも飲み込めていない感じがしている。
実際には飲み込めているはずだが、飲んだ後に気分が悪くなる。


割と3クール目よりは早い回復のような気がしている。


点滴してから2日間が山場だなと感じる。
週が明ける頃には副作用は抜けているとは思う。


2012年7月13日金曜日

明けても左腕が痛む

朝起きる。
左腕が、かなりしびれる。
iPhoneが片手で持てない。

喉の違和感は変わらずあるが、冷たい物を触った時のピリピリ感は
さほどない。

だが、しわ寄せが来ているかのように左腕がしびれる。

確かにひどくなると物を掴めなくなるというのも納得だ。


ダルさもあるし、ゼローダを飲む時にも吐き気がする。


一方、肌はと言えば、このような感じだ。


私は毎日見ているのでピンと来ないが、
治療が終わり、治った頃に振り返ると
わかるかもしれない。













寝ようとする頃、ふくらはぎが痛くなってきた。
2クール目で苦しんだアレである。


ちなみに左腕のシビレは引いてきた。
昨日はシャワーに当てても痛みが走ったくらいだ。


吐き気もあるが、前回ほどではないように思える。
それとも慣れてしまったのだろうか。

2012年7月12日木曜日

4クール目開始

それでもブログは更新する

そう考えて更新してきたが、さすがにエルプラット投与は
キツい。
携帯を持てないくらい左腕にしびれがあった。
まだシビレはあるが、タイピングできるまで回復してきたので
更新をする。

さて、4クール目の初日。
つまり外来だ。

大体の時間通りに到着。
病院は近い方が良い。

余談だが、手術をする際に医師の名前や技量及び方針を気にしたり
する。私も実際に主治医Bの名前をネットで検索してみた。

当たり外れがあるのではないかと心配していた。
何せガン初心者だから仕方ない。
まして腹腔鏡手術なんて聞いた事もない。

切らずに手術なんか可能なのか正直疑わしかった。

今は病院によって差があるという事は無いらしい。
何かあれば、病院間で連絡を取り合ったりするとの事だ。

であれば、最寄りの病院に超した事はない。


話を戻す。

その最寄りの病院に到着し、まずは採血。

前回の看護師が来たようだが、今回は手の甲で採血をされた。
先日は、肘の近くでサラッと採血をしてくれたのだが。

そうは言っても1発での採血なのでマシな方か。


まず採血と言っていたが、血圧と検温をするのを忘れていた。
血圧と検温をすませた。


あまり気がつかなかったが、この日は病院が混んでいたらしい。
いつも混んでいるように見えるので気がつかない。
確かに予約の時間より90分くらい過ぎていたか。
本を読んだりしているので特に気にはならない。


診察の時間。
3週間ぶりの主治医B。
変わらず。
異常データはないそうだ。

体重が増えている事を前回と同様に指摘をされた。
恐らく主治医Bは、現在の私がこれでもダイエットで25kg落とした
事を知らないので仕方ないが。
それ以前にそんな事関係あるわけがない。


生ものの食事許可が出た。
コーヒーも質問してみたが、良いとの事だった。

よかった。
コーヒーは飲みたくて仕方なかった。


それで点滴の準備だ。



このような部屋で点滴を2時間半やっている。

飲み物OKで部屋から出る事もOKだ。

ただし、イーモバとソフバンは圏外なので
ドコモ端末くらいでしかネットは、できない。

と言うが、エルプラットを打たれていると
体力的にやる気が起きないが。






混んでいたそうで終了時間を計算すると薬局に間に合わない。
院内処方をしてもらい、薬を受け取る段取りを看護師につけてもらった。

もっとも患者の立場としては、毎回そうしてもらえると助かるのだが。



点滴を打たれる。
吐き気止め30分、
エルプラット2時間

いつも通りだ。







余談だが、点滴が終わり、テープをはがす時が痛い。
毛が抜けるからだ。
最初は笑っていたのだが、エルプラットでしびれる為に痛みが倍増する。
この日は、笑えず痛みが倍増していた。


とにかく左腕のシビレが前回よりも増している。

利き腕にするものではない。


エルプラットとかゼローダとか看護師の会話を聞いているだけで嫌悪感が
出るまでになった。
それくらい副作用はキツい。


今回は左腕のシビレが凄まじく、帰りに車の運転ができないのではないかと
心配したほどだ。


とにかく終えて帰路につく。

4クール目の始まりだ。


2012年7月10日火曜日

3クール目終わり

3クール目が終わろうとしている。
1〜2クール目と比べると長く感じた。

ゼローダを飲む時に吐き気がするようになっていたりした。
物を飲み込む時に不快感があるのだ。

腕のしびれも過去2クールの比ではなかった。
2クール目では足が痛くなる事があったが、腕のしびれと喉の違和感が
目立ち、足などは特に何もなかった。

あとは手の皮が剥け始めたのも3クール目の目立った症状だったと思う。
このブログを更新している時点では、ひび割れが2箇所ある。


身体的にも負担が大きくなっているのだろうが、精神的な負担が大きかった
ように感じる。
特にゼローダを飲む時の嫌悪感が強くなった。


そりゃそうだろう。
6週間で喉の違和感、便秘腕のしびれ、足の痛みなどを体験して同じ薬を
投入して起こり得ると知っているのだから拒否反応が出てしまうのは当然だ。

不快感を取り除こうとするのは、自然な行動だ。


明日から始まる4クール目は、もっと苦しくなるかもしれない。
エルプラットを投入されると4〜7日はダルくて動けない。動けるのだが、
フラフラする。


要診察となる症状は今のところ出ていない。
嘔吐もなく、熱は上がるどころか低い。生活に支障が出るほど、手足が辛い
わけではない。
いや、生活に支障が出るレベルがわからない。この線引きは本当に難しい。
もし動けないとか言うレベルなら救急車を呼ばざるを得なくなる。自力で
病院へ行けるわけがない。

ともかく3クール目、終了である。

2012年7月9日月曜日

休薬期間なのに

4クール目が近づいているが、手が荒れ始めている

想定内の副作用であるが、休薬の期間に症状が出ている気がする。

やはり細胞を傷つけられている名残なのか。

手が痒くなる事がここ数日で多くなってきた。
季節柄、湿度が上がり、痒くなるのかもしれない。
乾燥してもジメジメしても痒くなるものだ。

皮の剥け具合は、大した事はない。
海から帰ってきて日焼けして皮が剥けるよりも全然大した事がない。

医学的な根拠とかわからないが、左右ともに薬指が痒くなる。
これは1クール目からの出来事だ。


正直、休薬期間なんだから症状は出ないで欲しいというのが本音だ。


ネットで調べてゼローダの画像を偶然視界に入ると嫌気がさす。
本当に見たくもない。
もっともエルプラットの方が強いのだろうけど、喉の違和感を感じて
飲むは忍耐力がいる。


服用期間に妙に甘いものが欲しくなるのは、喉の違和感を忘れたいのだろう。
やたらチョコやらカルピスが欲しくなる。喉をごまかしてくれるからだ。


カルピスウォーター 500ml×24本
 


明日で休薬期間及び3クールが終わる。

2012年7月8日日曜日

副作用の記録について

化学療法を開始して以来、副作用などの記録を毎日つけている。


熱、血圧、便の回数や手足のしびれなどの度合いを記入していく。
外来の際に提出して診察をするわけだ。

と言っても私の場合は何も言われない。
主治医Bの性格なのかもしれないが、特に何も言わない。
次回のスケジュールくらいしか聞かれない。

ガンという病気を考えると患者自身の勉強も必要なのかもしれない。
医者にだけ委ねておけないのだ。
自分の現状を受けて止めて対処していかないといけない。
玉川温泉の相談をした際に自己管理してほしいと言われたのも
そのせいかもしれない。

話題を戻すと、副作用の記録シートが病院側もフォーマットを決め
かねているようで私にも意見を求められた。

例えば、食欲の有無を0〜3の度合いで示すのだが、難しいのだ。
2以上なら病院に行く段取りだが、線引きに困る。

熱が38度以上なら来てくださいならわかりやすい。

だが、吐き気がするが生活に支障がないと言われて判断はどうだろうか。
吐き気がする時点で支障ありと考えるか?
生活に支障があるとは、どの程度の事か?


曖昧な線引きの内容を数字に落とし込まないといけない。
まして記入するのは、素人たる患者だ。
私なんぞガン初心者だ。


入院している時に看護師に副作用を訴えると、我慢できるかをよく聞かれた。
少なくとも本能としては、違和感を感じているのだから解消してほしい。
我慢をしようと思えば、いくらでも我慢できる。
我慢ができない状態とは何だろうか。

いくら苦しくても病院側で準備ができてなければ、待たせるではないか。


屁理屈なのかもしれない。


ただ、過渡期なのか知らないが、外来のたびにフォーマットを変更されると
面倒だし、項目が漏れて後々何か見落として重大な事態に発展するのではないかと
思うと怖くなる。


恐らく、高齢者の方がストレスなく記入できるようにしたいのだろうが、記入例を
作っておいて同時配布した方が良いのではないか。


継の外来の時に指摘事項を羅列したので看護師に伝えようと思う。


2012年7月7日土曜日

手のひら 公開

言うほど大した内容ではないので申し訳ないが、
手のひらの皮の剥け具合は、こんな感じだ。


運命線だか何線か知らないが、
皮がむけそうな感じだ。

これは保湿剤を塗っている状態ではなく、
手を洗った状態だ。

保湿剤で守られていない時は、このような
感じだ。

痛みはない。
痒みもない。

ふと手を見ると驚くくらいだ。








変にアトピー慣れしているせいだと思う。

乾燥している時期のアトピー性皮膚炎の方が、もっとヒドかったと
記憶している。


小中学生の時は、もっと手が荒れていたと思う。
かきむしって指の関節のところがパックリとヒビ割れしてしまうのだ。
その時期の私はバンドエイドを指につけまくって投稿していたと思う。





今でこそ種類がいろいろあるが、当時は今ほどなく防水も微妙だったと
思う。


アトピーでなくても水仕事をやっても荒れるので学生時代のバイトは
手が荒れまくっていた。
イタリアンのレストランでホールスタッフだったが、厨房でナイフや
フォーク(シルバーと読んでいた)を拭く作業をしていた。食器洗い器で
お湯を拭き取る。
水よりお湯の方が皮膚によろしくないという話を知ったのはバイトを
辞めて大分経った時だ。


つまり、普段から私は手が荒れている。
なので画像のような状況になって驚きは、あまりない。
確かにこういう皮の剥け方は初めてだ。


トータルで見れば、むしろ今が学生時代よりも手が奇麗なのかもしれない。


ちなみに副作用が進むと赤くなったりヒビ割れが目立つようになるようだ。
足の指などは見てないが、今時点では何も感じてないので大丈夫ではなかろうか。


安易に考え過ぎだろうか?

2012年7月6日金曜日

コーンフレークについて

牛乳を飲むと腹が下る。
それを利用して便があまり出ないなと言う日が
続いたらコーンフレークを食べるようにしている。


牛乳に関する意見はいろいろあるかもしれないが、
過ぎるたるは、なお及ばざるが如しのスタンスを
貫いているつもりだ。

便秘も苦しいものだ。


さて。

コーンフレークでも物によってお通じが全然違う事を
感じた。
同じ牛乳を使用しているのだからコーンフレークとの
相性になるだろう。



明治乳業 おいしい牛乳 1000ml
 


コーンフレークは、これだ。

日清シスコ シスコーンBIGフロスト 240g×5箱



これを食べると1日4〜5回はお通じが出る感じだ。
「感じだ」と言うのは、断言できず、確率的にという
話だ。


一方、こちらはお通じがあまり出ない。
そもそも下剤ではなく、食品なので求めるものが違うのだが。

ケロッグ コーンフロスティ徳用箱 395g



この2品。
色が同じせいか間違えて買ってしまう。

この記事の書き方だと前者が良いみたいな印象を与えてしまうが、
味に大差はない。
どちらも美味しい事には変わりない。


しかも前者を推しているように思われるが、腹を下さないという意味では
後者の方が食品としては優れているとさえ言えるわけだ。


どちらが正しいという意見ではない。
どちらが現状に合っているのかという話だ。
甲乙をつけるべきものではない。

これは強調しておきたいと思う。



2012年7月5日木曜日

勘違いをされているのか

闘病生活を送っていて人とも会っていない。

ただ、SNSなどがあるので情報収集やコミュニケーションには
それほど困っていない。

ここ数週間で勘違いを招いているようだが。
某SNSで書き込みをしているわけだが、病気や化学療法の事は
書かない為に「療養と言いながらお気楽だな」と誤解されている気が
した。

そう言ったように受け取れる書き込みなどがあり、ショックだった。


病気の事を伏せているから仕方がない。


だが、お気楽だと思われているとしたら、心外だ。


人の性なのだろうが、人は苦しいと隣が青い芝生に見えたり、自分より
「下の人」を見る事で安心したがる。
自分も20代の時はそうだった。
30代になった今でも無意識にあるかもしれない。


病気であろうとなかろうと苦しい時は、ある。
表に出すか出さないかの違いのみだ。

もしも全部ポジティブあるいはネガティブだと言うのならば、それこそ
病気だと考えている。


私は、病気や療養の内容は一切このブログ以外で情報を出していない。
いつ病院に行ったかすら書いていない。
せいぜい入院と手術の事くらいだ。
抗がん剤治療の入院は一部の人しか知らないはずだ。


大腸がんを患って苦しいに決まっている。
生存率なんてものを突きつけられたり、著名人のガンで亡くなるたびに
他人事に思えず、容態が急変という言葉に「自分もあり得るのでは」と
恐怖を感じている。
外出も食事も思うようにできない。
治療のはずの抗がん剤がこんなに苦しくて同意書にサインしたのは正解なのか
悩んだりする。
自分がいなくなったら残された母はどうするのかと不安にもなる。
入院や手術は大きな苦痛だった。その後のリンパ節転移の話を聞いた時の
背筋が凍る瞬間は経験した人にしかわからない。


生活や価値観が、一変してしまったのだ。


たかがネットである。

こんなに情報操作のできる媒体はないと思う。

だからポジティブなメッセージだけに踊らされずに裏を読むようにして
ほしかった。

そんなにお気楽だと思われているのならば、変わってほしいものだ。


苦しさをアピールしたいわけではない。
同情してほしいわけでもない。


ただ、物事には取っ手が二つある事を知ってほしい。

2012年7月4日水曜日

3クール目の休薬期間へ

ゼローダを飲み終えた。
この瞬間が一番気が楽になり、来週の今日が一番気が重い。

散歩もしてきて体重もキープ。
増えていないので良しとする。
ダイエット食品を取らなくても痩せる事ができると私は思う。
実際に私は食事量だけで25kg痩せたのだから。

さて。
体調の方はと言えば。

たまに左腕が痛くなる。
腕をストレッチで回してみたり、しびれる感じが少しだけする。
すぐにおさまる。

点滴を打っていた箇所に近いから血管が傷ついたのだろうか。
右腕は何ともない。


冷房をつけるようになり、首筋や足が痛みを感じるようになった。
軽いものでスイッチを入れてすぐに、というわけではない。
そう言えば、エアコンの風に直に当たらないようにと注意があったが、
こういう事かと思った。

これから気をつけないといけない。

2012年7月3日火曜日

3クール目の休薬期間が目の前

もうすぐゼローダを飲まなくて済む。
あの薬もう少し小さくならないだろうか。

副作用は、ほぼ無し。

強いて言えば、手の平の皮がむけている事だろうか。
運命線やら生命線やらに沿って剥けている感じだ。

保湿剤を塗っている時は見えてないのだが、手を洗うと
気がつく。
よほど保湿剤に守られているようだ。

辛いかと言えば、辛くない。
秋くらいに乾燥して指先がひび割れる方がよほど辛い。

1日4回塗るように処方されているが、1度たりとも
守っていない。


思い出したが、副作用に該当するのか素人判断では
わからないが、たまたま紙で指を切ってしまい、血が
出たが、止まるのが遅いかなという感じだ。


筋トレの反動だろうか、今朝は腹痛も少しあった。
まだ手術から3ヶ月経過してないせいか腹筋の傷が
復活してないところに力をかけてしまったかもしれない。

ちなみに腹筋運動はしてないが、どこかしら筋肉を使うと
腹筋に負担はかかる。

来週は、いよいよ4クール目が待っている。

2012年7月2日月曜日

筋トレも少しだけ再開する

減量を本格的に再開した。
食事を制限するだけで1キロなんてすぐに減るものだ。
逆もまた真なりで増えるのもすぐ。


さて。


休薬期間が迫るところで筋トレも再開した。
当然ながら軽くだが。


過度な運動は禁止されている。


手足に過度な圧力をかけないようにも言われている。


ただ日常生活でやむを得ない場面もある。


大丈夫そうだなと思った時は、少し運動する事にした。


足の筋力が落ちている気がするので、散歩をしている。
運動を制限されているとは言え、あまり筋肉が落ちると
日曜生活に支障をきたすようになるかもしれない。

祖母は自転車を乗らなくなってから急に杖をついて歩くように
なってしまった。
年齢的な問題もあったろうが、筋力を使わないからだと思う。
移動は専ら祖父の運転する車だけになっていた。

それは、極端だが私だって半年間そのままにしていたら衰えるのは
目に見えている。


あれもこれも制限されるのは、気が滅入るものだ。


万全で元気です!・・・とは言い難いが、少しずつ動かしていく。

2012年7月1日日曜日

また、喉が痛い

副作用が大分収まってきて3クール目も折り返し。

ホッできる時期か。

と思ったら喉がイガイガする。
3週間くらい前にもあった。

定期的に起きうる事なのだろうか。

油断してしまっているかもしれないが、マスクもしないで
外に出ているからなのか。
でも、人ごみには行っていない。

せいぜい親と外食をする時くらい。
渋谷や新宿などに比べると人ごみとも言えない状況だ。

ただ、咳をしてたり、マスクをしていたりする人も多い感じが
するので私自身が気を緩まないようにしないといけない。
外から抗がん剤治療しているなんて知る由もないだろうから
自分で身を守るしかない。

とにかく油断しないように外出時はマスク着用にしよう。


暑さに伴い、エアコンを使い始めたせいかもしれない。


アイスも普通に食べられるし、10日くらいは問題無しか。


喉のケアをしておこう。