2013年1月29日火曜日

コーヒーとガン

たけしの番組でコーヒーの効能について放送してた。



血糖値を抑えるとの事で他にもガン予防に効くのではないかという事で
取り上げられていた。


大腸ガンにも効くような事を言っていた。


コーヒーが予防に効く事はニュースで以前から知ってはいた。
ニュースとして知っていた、という意味である。


関連記事
コーヒーは口腔がんや咽頭がんになるリスクを半減させるらしい / しかも飲酒量や喫煙量は関係ないとの研究結果

1日にコーヒーを何杯も飲む人は特定のガンになるリスクが減る!?


コーヒーは私は毎日1〜2杯飲んでいる。
あまり意識はしてなかった。


たけしの番組によれば、喫煙とコーヒーの組み合わせだとガンの発症率が上がるそうだ。

しかし、コーヒー単体なら予防に効くとの事。




タバコとブラックは、美味しい組み合わせだ。
これが体に悪いらしい。


この手の話に注意しないといけないのが、全てのケースに当てはまるわけではない事。
個々人のケースで異なるのは当然だ。


ただ、こういうデータが紹介されるようになったのは喜ばしい事だ。


ちなみに私はBOSS BLACKがお気に入りだ。


サントリー コーヒーボス 無糖ブラック





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2013年1月26日土曜日

緩和ケアご存知ですか?

ガン患者の集いに参加した時に向かいに座っていた初老の女性の言葉を
今思い出した。

緩和ケアである。

6〜7人くらい集まって看護師などを交えて話をしていた。

何回か開催されている会で私なんかは初参加だったのでポカンとしていたが、
メモを取って真面目に聞いているふりするのが精一杯でコーヒー出されなかったら
寝てたのではないかと思う。

それくらいピンと来ない言葉であったが、患者である以上は知る権利もあるだろうと
緩和ケアについて見てみた。



まず、緩和ケア.netというサイトの引用だ。

がんは、日本人の死因で最も多い病気です。現在、3人に1人ががんで亡くなっています。このように身近な病気になった、がん。あなたの大切な方も、がんで悩んでいるかもしれません。

がん患者さんは、がん自体の症状のほかに、痛み、倦怠感などのさまざまな身体的な症状や、落ち込み、悲しみなどの精神的な苦痛を経験します。「緩和ケア」は、がんと診断されたときから行う、身体的・精神的な苦痛を和らげるための医療です。

おぼえてください、「緩和ケア」。あなたの大切な方のために、あなた自身のために。

緩和ケアは、医療である。
心身の痛みを文字通りケアしていこうとするものらしい。
あくまで医療として、である。
そして有料であるようだ。

ガンになると病状は千差万別だが、皆「死」を考えない人はいないと思う。
実際のステージに関わらず、ガンは死ぬというイメージがある。

死ぬと言うのは人間にとって最大の不快であり、恐怖だろう。

それを緩和しようとする目的らしい。


書いてみて申し訳ないが、ピンと来ない。


漠然と、痛みと死の苦痛を医療の見地から和らげる事なのだろうか。


ここから緩和ケア.netの資料がPDFで参照できるが、入院などを伴うものらしい。




全部は読んではいないが、残念ながら高齢者向けに作られた資料のようだ。
何故、残念かと言えば30代の私には当てはまらない。

確かに死は全ての生物の共通するものだが、今の自分の体調を鑑みると死よりも
社会復帰の方を先にやらないといけない状態のようだ。

資料の挿絵をご覧頂きたい。
患者が高齢者の方が前提になっている。

私も死は怖いが、その前の課題が仕事探しのようだ。

社会復帰の情報を集めている。
緩和ケアは、現状の私にはあまり必要ないようだ。
確かにイラついているが、お金を払ってまで受ける必要はないと思う。
むしろ失業給付をもらった方がいいくらいだ。


患者の集いにいた女性は病院に対して緩和ケアの対応をどうしていくのかを
聞いていた。
なるほど、聞けば初老で一人暮らし。
そう言う方には必要なのかもしれない。


もっとも私の仕事探しなんて病院でケアできるわけもないので仕方ない。

ともあれ緩和ケアについてご覧頂き、「私に必要だ」と思って頂ければ幸いだ。
ガンは患者が自分で勉強していかないといけない病気なのだと思い知らされた。

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2013年1月24日木曜日

助けりゃいい、とは

立川談志が死んだ時に急遽差し替えられて放送された情熱大陸の冒頭の部分。
36〜37秒くらいのところだろうか。



こいつら死と言うものを考えた事ないくせに
ただ助けりゃいいと思ってやがる


自分が患うまでは意味がよくわからなかったが、今になって考えてみると
深いと感じる。


談志の真意なのかは自信はないが、自分なりに考えてみると
病院は悪い部分を取り除くだけしかしないというふうに解釈できる。

換言すると、患者の生きる事/死ぬ事には関与しない。

当たり前だという意見があるかもしれないが、これは自分が患ってみて
生死を考えてみないと、意外とわからないかもしれない。


もっとの別の表現を考えてみると、
手術あるいは治療をして患者がどう生きていこうが関係ないのだ。

私を例にすると、現実に社会復帰に困っている。
しかし病院は手術と治療を終えると関与しない。

せいぜい次の検査の連絡をするくらいで転移あるいは別の疾患があれば
再び関与してくるわけだ。


生き残った俺はどうすりゃいいんだ?
そういうのを考えて治療してないだろ?


こんな感覚なのではないかと思う。


周りは「手術うまくいってよかったね」「経過が順調で何より」という事ばかりを
言う。

患者の目線から言えば、違うのである。


自分の人生だから自分の責任で生きるのは当然だが、自分の責任で生きている
人生に事務的に医療で関わってきて終わったらすぐに身を引く。

患者がどう生きていくべきか?あるいはどう死んでいくべきか?などは
お構い無しだ。


談志は、そこに苛立ちを感じていたのではないかと今になって思う。
お前らに俺の苦しみの何がわかると言いたかったのではないだろうか。


ガンは医療的な点ばかりが注目されるが、患う事により生活が一変するし、
破壊もされる。
社会復帰するところまでが、完治なのではないだろうかとも思う。


私で言えば職に就く事だが、先日の患者の集いに行った時には老後の死に至るまでの
生活の話になり、なるほどなと感じたものだ。


ガンに限らないだろうが、患ってからの生き方の方が問題であると考える。



関連記事
がん患者の退職

雨上がり宮迫の胃ガン発覚に思う


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2013年1月23日水曜日

腸はぜったい冷やすな!

大便通に続き、腸に関する本を読了。


腸はぜったい冷やすな! (光文社新書)



大便通よりは、専門用語が多いかなと言う感じ。


大便通はヨーグルトを推奨してるが、本書ではオリーブオイルを
推奨している。
本書の後半にレシピがあるのでご興味のある方は参照されたし。


少し前に体温を上げると免疫力が上がるという本を読んだ事あるが、
体を冷やすのは腸に限らず、良くない。


 



本書に話を戻すと、印象に残ったのが
腸脳相関
という言葉。


腸が調子良ければ、脳も調子良い
脳が調子良ければ、腸も調子良い

関係し合ってるという事だ。

これは、頷ける。

快便の日は体調良くないだろうか?
頭も冴えてる感じがする。

快便とまでいかなくても「普通に」出れば、調子良い。
バナナ1本くらいだろうか。。


逆に出ないとスッキリしない。


私は患ってしまったが、胃ガンよりも大腸ガンが身近になってくる
ようだ。


治すよりも防ぐのが最善の策だ。


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2013年1月19日土曜日

ヨーグルトとサツマイモ

ここ2週間くらいは、ヨーグルトとサツマイモを食べている。


年明けに「大便通」という本を読んだが、その中に
ヨーグルトの重要性を説いていたので試す事にした。


思えば、嫌いではないが、なかなか食べる機会がなかった。

毎朝食べる事にしてみた。

初日は効果覿面。
すぐにトイレに駆け込む事になる。


1〜2日出ない程度では便秘とは言えないそうだが、大腸のガンを
患うと少しでも毎日出したいと思ってしまう。


もっぱらヤオコーのPB商品を食べている。
脂肪ゼロで99円なのでお得だと思う。
ヨーグルトで注意するのは資質だ。
たまにデザートで食べるのであれば、気にしなくても良いが、私みたいに
薬のつもりで毎日食べる人は注意すべきだ。


ヨーグルトと言っても多種多様で中にある菌も異なるそうなので自分に
合うのを試してみたり、あるいは今日は違う菌を入れてみようという感覚で
食べると良いかもしれない。


ヨーグルトを食べても毎日出るとは限らない。
そもそも下剤ではないので、そこだけを期待してはいけない。



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たまたま祖父の家でサツマイモを食べたら便意をもようした。



サツマイモは繊維質なので出るわけかと思った。
詳しい成分については、こちらを見て頂くとして。


スーパーの入り口ですぐに食べられる状態で売ってもいるし
家で蒸して食べるもよし。


ヨーグルトと組み合わせるとシナジーが生まれる。


しかも腹持ちが良いのでお菓子などを食べなくなる。


当然、人によって効き目が違うだろうが、便をスムーズに出したい方には
お試しあれという感じだ。


サツマイモも食べる機会がそんなになかった。
勿論、嫌いではなく小学校の時は学校で栽培していたので身近な
存在だ。

サツマイモは手軽だ。
ジャガイモみたいに芽を取らなくても良い(はず)。


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便が出ているせいか、ヨーグルトの効能なのか。

疲れにくくなった気がする。

昨日の検査で病院で便意をもようすと面倒なので食べなかったが、
疲れやすい感じがした。


誰にでも合うわけではないかもしれないが、解消される方にいると思う。


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2013年1月18日金曜日

検査終わり

コチラの続きという事になる。

検査は、以下の3つ。

レントゲン

採血

エコー


すぐ終わりそうだなと思っていたのだが、甘かった。
病院がとても込んでいた。

午後からだったので駐車場はスカスカなのだが、今日はすぐに止める事が
できなかった。


早めに到着したつもりだったが、最初の採血からつまづいている感じだった。

ただでさえ皮膚が硬くて血管が見つからないのに寒さも相まって見つからなかった
ようだ。二人掛かりでやっている光景は私も初めて見た。
皮膚の硬い患者なんか毎日やっていれば私以外にもいるとは思うのだが、スキル
が上がらないものだろうか。


続いてレントゲン。
こちらは混んでいる。
レントゲン室は人気のない場所なので(特に)午後はスカスカなのだが、人で
埋まっていた。

上記の検査項目でエコーだけが時間が決まっているので受付の人に言って
先にエコーを受ける事にした。

もう時間通りなのかどうかすらもわからない。


部屋に通されて変なローション塗られて検査。
てっきり腹部だけに塗られたのかと思っていたら脇腹にも塗られた。
拭き取る時に言わないからシャツについてしまった。


レントゲン室に戻り、検査。
何もなく終了。


これで検査は終わり。

診察を待つ。


母が来ていた。
抗がん剤治療後の経過を知りたいそうで同席するらしい。


今年初の主治医B。
不思議な事に愛想が良くなっている。
どうしたのだろう。
去年は初対面から一環して無愛想なイメージだったのだが、何かいい事でも
あったのだろうか。


結果から言えば、転移は無し。問題無し。


手足のしびれがある事は伝えたが、やはり個人差があるようで3〜4年経っても
指先に残る人がいるらしい。

本音としては、このシビレだけは早急に抜けてほしい。


次回の検査は、4月。
内視鏡検査で面倒くさい。

その内容について別のエントリーに譲る。


母との話でこの検査結果をもって社会復帰、つまりは仕事探しを始めるという
事になっている。


大変難しい問題だ。
もう普通にウェブで応募して・・・というのでは、年齢からしても採用されないだろう。

考えねばならない。


思えば、1年近く経つ。

まさかこのような生活を余儀なくされるとは思いもしなかった。
健康であれば、もっと有意義に使えたかもしれない時間だと思うと非常にもったいない。


周りは、命が助かったのだから御の字だと言うかもしれない。
しかし、本人的にはこれからの方が試練だ。


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2013年1月7日月曜日

大便通

正月は、これを読もうと思って購入した。


大便通 知っているようで知らない大腸・便・腸内細菌 (幻冬舎新書)


平たく言えば、ウンコをプロデュースしようという本だ。

ウンコは体からのお便り。
臭い、色、固さなど人間の腸内環境の状況を報告してくれる。
にも関わらずトイレの技術革新に伴い、ウンコを見る事なく我々は
生活を営んでいる。

体に良い食べ物には目を向けるのに体から出る物には目を向けない。

そのような現状に警鐘を鳴らしている。

お腹の中の善玉菌と悪玉菌で善玉菌を多くしようと言う。
善悪で示されているが、必ずしも善玉菌が良い働きをするとは限らない。

善玉やや多し。

これを理想として生活をしていくのが良い。


ウンコはカスと思われがちだが、足りない栄養分の補給に昔の韓国などでは
使われていたそうだ。
その辺は、本書をご覧頂くとして。


ヨーグルトの重要性を説いている。
食生活の変化により日本人は胃ガン患者に大腸ガン患者の数が追いつこうと
している状況だ。
残念ながら私も貢献してしまったが。

日本では、特に東北を中心に塩気のある食べ物が好まれて食べられてきた。
それが胃ガンの誘発に繋がっており、現在では肉やケーキなど動物性脂肪g
中心の食生活にシフトし、それが大腸ガンを増やしているとしている。
患ってから知ってもなという感じではあるが、再発防止の為には重要な
情報だ。


便秘の方は1日300gのヨーグルトを食べるのがお薦めらしい。
私も実践している。
毎日効果は感じられないが、大便は出るのに1〜2日かかる事を考えれば
効果は出ているのだろう。
今朝は、もの凄いのが出た。


何も300gである必要はないようだが、ヨーグルトを食べる事により快便を
促し、快適な生活を送ろうと言う主旨だ。


正直、医学的な事はピンと来ないが、身の回りにあるヤクルトやカルピス、そして
ヨーグルト。

これらの食材が、あなたの食生活から遠ざかってはいないだろうか?
私は近づけるようにしている。

ちなみに取り上げた乳製品の有害性云々についても意見が述べられている。
結論を言ってしまえば、根拠もないので有害性が決められないとの事。

正直、まえがきを読んでいる時は読みながら飲み物が飲めなかったが、読み終わる頃
にはカフェで読んでいる。
ちなみに今も人のいるカフェで「ウンコをプロデュース」という太文字に編集している。


何もウンコを専門家レベルで観察しろという話ではない。
出たウンコを見ないで流さず、色と臭いくらいは確認して現状を知り、食生活を正し、
健康な生活を送ろうというのだ。


新年最初の読書には最適であった。


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2013年1月1日火曜日

2013年 あけましておめでとうございます

新年あけましておめでとうございます。

ガンに明け暮れた2012年も終わり。

今度は、再発防止と社会復帰を掲げて行動に出ようと思っている。

この新年のゆったりとした空気は何とも言えない。
昨年の淀んだ空気を全て持って行ってくれたかのような感じさえする。


正直、何から手をつけて良いのかわからない状況ではあるが、まずは
今月にある検査に向けて体調を整えていこうと思う。
実質2月くらいから仕事探しを再開するのではないだろうか。


昨年、いろいろ助けてくれた人には恩返し、自分みたいな境遇で
苦しんでいる人には助けになりたい。
そう思っている。

できるかどうかではなく、そうしたいと考えている。


本年もよろしくお願い致します。