指の痺れとポートが調子良くない事に加え、腫瘍マーカーやCT検査の結果が良くなかった。
標準治療として残る手段は、内服薬つまり飲み薬になった。
２つあるが、ロンサーフと言う薬を来月から使う。
来月からと言うのは、体調を整えると言う意味と服用するサイクルが変則的なので揃えるためだ。
５日飲んで２日空ける。
これを２週行い、次の１週は何もしない。
３週間で１サイクルだ。
一瞬。
これで点滴をしないで済む、あのインフューザーポンプともお別れだ。
そう思った。
つい嬉しくなり、点滴室の看護師さんに院内で会った時に「いよいよ点滴室から卒業です」と言ってしまった。
よくよく考えたら通院の際に採血をするのだから行く事にはなると思う。
気になる副作用だが、吐き気が代表的でそれ以外は特に主治医Sから説明がなかった。
今後の事を考え、気になったのは５日間飲み続けると言う事は吐き気が出ている期間が長いと言う事ではないか。
そう思い、ブログを検索してみた。
２０１４年から使われている新しい薬のせいか情報が少ない。
数少ないブログを見てみると、吐き気が強い人がいたりする。
自分がどうかはわからない。
当然、吐き気止めはもらえるが。
それにしても標準治療の残りのカードが２枚とは。
無尽蔵にあるだなんて思ってはいなかったが、意外と標準治療の選択肢は少ない。
大腸がんはメジャーな部類のがんであるし、研究の歴史もそれなりにある。
しかし、意外と少ない。
こんなものなのか。
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