こちらが番組サイトだ。
URL http://www.nhk.or.jp/docudocu/program/46/2586864/index.html?c=archives
番組内容をまとめてみよう。
再放送もあるので参考になれば幸いだ。
サイトの引用では、こうだ。
日本人の2人に1人がかかる病、がん。その治療が根底から変わろうとしている。進行した大腸がんを患う48歳の男性。再発を繰り返し手術不能だったが、ある薬の投与で腫瘍が大きく縮小。その薬とはなんと皮膚がんの治療薬だ。劇的な効果をあげたのは、がん細胞の遺伝子を解析し適切な薬を投与するプレシジョン・メディシン(精密医療)だ。今、7千人近くの患者が治験に参加。先進地のアメリカの事情とともに可能性と課題を追う。
臓器単位で見ていたガンを細胞単位で見て行こうと言う動きだ。
ガンは細胞の異常変化だが、その変化した細胞を解析して合う薬であれば、肺がんの患者でも別のガンの抗がん剤を適用すると言うものだ。
アメリカでもプレシジョン・メディシンと呼ばれ、80億の国家予算を投じして医療費の削減を目指すと最近とランプのせいで影の薄いオバマ大統領が宣言している。
IBMの人工知能ワトソンで解析した細胞から論文に目を通して薬を探す出す試みもある。人の目で1日に見る事のできる論文は1〜2本だが、人工知能ならより多くの論文に目を通す事ができる。
これだけ書くと耳障りがいいが、問題点もある。
費用
保険が適用されてない。検査に40〜100万円ほどかかるそうだ。
番組で紹介された患者は月90万円もの薬代を負担している。
以前に比べると短期間で新薬が承認されるようになってきたとは言え、軽い負担ではない。
合う薬があるとは限らない
細胞単位に解析をしていくが、全ての細胞に対して薬があるわけではない。実際に検査をしたが、薬がなかったと言う患者も紹介されている。
副作用がないわけではない
薬の選択肢が広がるだけで抗がん剤自体の副作用が消えるわけではない。適切な抗がん剤を見つけて投与するのと副作用の少ない薬を開発する事は、別の話だ。
ガンに耐性ができてしまう
薬の選択肢が幅広くなるのは良いが、ガンは耐性を付けてしまう。つまり、今は効いていても未来永劫それが続くとは限らない。
Aと言う臓器に今は効果があるかもしれないが効かなくなる時が来るかもしれないし、その間にBと言う臓器に転移する可能性も充分にある。
手術の勝る処置なし
結局これかよと言う感じだが、抗がん剤は所詮は抗がん剤と言う事だ。再放送は、こちら。
2016年11月23日(水) 午前0時10分(50分)
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