2012年10月10日水曜日

次の布石を考える

副作用も抜けつつある。

両手両足の指先はシビレている。

左ひざも痛い。痛いと言うよりも変に曲がっているような
感覚がある。伝わりにくいだろうか?ランナー膝の症状と
言えば、おわかりになる方が多いだろうが。

喉の違和感がなくなると副作用終了のサインとなる。
あくまで私の場合だ。
今回は手の薬指がしびれている。
続くのだろうか。

さて。

次の展開を考えなければならない時期に来たと思う。
そろそろ貯金もボトムが見え始めてきた。
一応、もしも用の口座もある事はあるが、なるべく手をつけたくない。


私の次の展開、それは「社会復帰」である。
まずはバイトで探そうと思う。
いきなりフル勤務は自信がない。

何せ半年以上も俗世間から1歩距離を置くような生活をしている。
幸いSNSがあるおかげである程度のコミュニケーションは取れていると
思うが。


まあ、今年度くらいはバイトで徐々に慣らし運転をしていければと
思う。

「いわゆる」IT業界に身を投じてきたが、もう戻る気がしない。
体力的な事もさる事ながら移ろいやすいトレンドに業務レベルでついていくのは、
大変だ。趣味レベルなら楽しめるし、ストレスもリスクも少ない。

仮に会社を辞めずにいて復帰できたかと言えば疑問が残る。
きっと迎え入れてくれなかったと思う。


いささか古いが、こういう現状には納得できる。


がん患者は社会復帰を望む
患者が自己コントロール感を取り戻して自立するソーシャルサポートを


敢えて乱暴な表現をするが、生き残ってしまう方がリスキーなのだ。
生きていても社会復帰できないのなら何故手術で生かそうとするのか。
矛盾があるように思える。

空気感染などするような病気ではなく、日本人の二人に一人の死亡要因にも
なっている。


研究が進んでもその後の復帰に進展がなければ、おかしい。


確かに私も病気になる前は、こんな事考えなかった。
そもそも自分の近くの同年代でガンになる人間がいなく、大体は親もしくは
祖父母世代の病気だと思っていた。


芸能人のイメージが強いのだろうか。
ガン=死というイメージも
手術後に復帰というイメージも
私は芸能人のイメージが強いのではないかと感じている。


愚痴っても仕方がないので、次を模索する事にした。
今年は車検があるのが大きな出費となった。


Xelox療法もあと2週間で終わりだ。

前向きに考えれば次のステージを行く時期という事だ。