三十路男の大腸がん: 将来のガン対策は見通しが暗いと考えてる

将来と言っても私はその頃には死んでいるだろう。

治療が５年目になった。

これまで感じたが、一人暮らしの人が治療をやっていくのは容易でない。

私は一人暮らしでないから５年も仕事をしないまま生活できている。
これが一人暮らしだったらと思うと、ダメなのではないかと思う。

治療費、化学療法の副作用と闘いながらの生活、手術を控えた予定した入院、また感染症など突発的な入院。
金銭面だけでなく、フィジカル面そしてメンタル面で一人で暮らしてると無理だろう。

これまで何人か一人暮らしをして仕事しながらガンを患っている人と話をした事がある。

病気だからと言って仕事を手を抜いていいと言う事にはならない。
足をケガしたのであれば、一時的に負担の少ない業務へ配置転換もあるかもしれない。
ガンは初期の人でも５年を見て完治とする為、長いスパンになる。
化学療法をするとなると、頭脳労働では負担がかかる。

そう考えると在宅で事務仕事ができるスキルを身に付けていた方がベターだろう。

今書いたのは、ガン真っ最中の私の意見だ。

常々ブログで書いているが、ガン患者の気持ちはガン患者にしかわからないもの。

国を挙げてガン患者へのフォローも始まるのかもしれないが、浸透はするのは遅いだろうし、民間企業が理解を示すのも難しいだろう。

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