2012年11月22日木曜日

中でも右手の薬指

手足がずっとしびれている。

玉川温泉に行ったら治るかなと思っていたが、しびれは軽くなっている
感じがしない。

中でも右手の薬指が1番しびれている。
思えば、エルプラットを注入した時も右手の薬指が一番しびれていた気が
する。

何か医学的な根拠があるのか検索してみたが、特に回答となる結果は
見つからない。


このしびれ。
温めると悪化する。

入浴したり、布団に入ると手足のしびれが増す。
就寝時と起床時が一番しびれているかもしれない。

逆に洗濯物を干す時など冷たい物を手にすると指先がしびれるが、
温めている時よりは軽い感じがする。


イメージ的にしびれたら温めるのが良いと思っていた。


では、いつまで続くのか。
このブログでも何度無く書いているが、Xelox療法のしばりをはずして
検索してみると、ある結果が見つかった。

抗がん剤の副作用による手や足のしびれが続き、今後回復するのか、いつまで続くのか不安になった。


回復には時間がかかると書いてある。
それはともかく、温めると和らぐような事が書いてある。
もちろん個人差という前提ありきだが、私のケースと真逆だ。

そう言えば、がん患者の集いで同席した女性に聞いてみたところ、
その方は1年ほどしびれが抜けるまで時間がかかったようだ。


外来で相談した方が良いのだろうか。


薬指の付け根がしびれている上に抑えられているような違和感を覚える。


2012年11月21日水曜日

車の運転に要注意

一昨日、外出先より帰宅して危なかった。

バックで入れる時、急発進してしまった。
ブレーキとアクセルを間違えたと言うやつだ。

幸い、後方に人もいなく、どこにもぶつからずに
事なきを得たが、驚いた。


よく高齢者が間違えてスーパーの店舗に突っ込むなんて
ニュースがあるが、こんな感じで起きるのかと思った。


特に急いでいたわけではない。


足がしびれて感覚が鈍い事を忘れていた。

それが原因だと思う。


あの時、人が後ろにいたら確実に怪我をさせていた。


退院した後も車の運転には注意していたが、感覚がないのは
つい忘れてしまう。
何故か。
感覚がないからだ。


再発防止に努めなければ。


2012年11月19日月曜日

履歴書が書けない

抗がん剤の治療も終わり、来月が師走と考えると
さすがに次の事を考えずにはいられない。

私が50代後半ないしは60歳以上なら年金を
繰り上げて受給し暮らすところだが、そうはいかない。

世間的には働き盛りなのだから。


求人だけは平日は毎日チェックしている。
フリーペーパーにも目を通している。


自分がこれから何をしていくか?
それを考えていた。


いわゆるIT産業に身を置いていたが、もう無理だろう。
元々30代になっても続けるかは考えていた。


まだ手足のしびれもあるし、体力も落ちている。
少し都内等に外出しただけで次の日は体が動かなかったり
する。


いきなりフルタイムで週5日は難しいと思う。
理想を言えば、在宅でやりたいところだが、週3〜4日の
デスクワークをこなしつつ、フルタイムにシフトしていきたい。
現実は難しいだろうが。
特に大手メーカーのリストラのニュースを目にすると
全員ではないにしろ失業者が増え、倍率が上がってしまう。

となると、病気を抱えている私は不利になる。


ただ、履歴書だけは出せるにようにしておこうと思い、履歴書を
買ってきた。


書いてみたが、しびれて思うように書けない。
元々達筆な方ではないが、丁寧に書いてないと思われそうな字だ。
仕方がないので、エクセルの電子版の履歴書をしばらく使う事にした。


本当は、やる気を示す為に直筆での書類を送付したいが、まだ無理だ。


あまり雇用保険の事は頭にない。
申し込んだ瞬間に動かなくてはいけないからだ。
最低でも2社以上に申し込みを行った事を申告しなければ認定されずに
受給できない。
つまり、受給するには2社は申し込みをしなくてはいけない。


今、働けるのかどうか見極めをしている段階でキツい。

診断書はあるものの、主治医B曰く「体調が悪くなければ働いて良い」との
事だ。


毎日「俺、今働けるのか?」と自問自答をしている。


同世代の患者はどうしているのだろうか。

2012年11月11日日曜日

がん患者の集いに行く

病院で無料開催との事で行ってきた。

ネットで調べても病気の知識は手に入るが、やはり人に会うのが
一番だと私は考えている。

6〜7人くらい集まって開始。

テーマが「がんについて」と言う事で概要か何かかと思っていたら
フリートークっぽかった。


私はガンについて知らなさ過ぎる実感がした。
しかも患者なのに。

思えば、我々は病気や怪我を医師に委ねすぎていると思う。
自分の体の変調を他人に任せているのである。
人が作ったお金や建物は自分で管理しているのに、自分の物である
体は他人に預ける。
考えてみれば、おかしな話だ。


治すのは、ともかく把握しておく必要はある。
そんな考えで出席した。


部屋に入ると女性の方がいた。
他に集まってくる患者の方も私の親と近い年代だ。


言われた言葉が想定通り「お若いのにガンなんですか」である。
実は、結構こう言われるのは、とても辛い。


被害妄想かもしれないが、欠陥品扱いされている気持ちになってしまう。

何故だろうか。
当然、相手に悪意はない。


いくらガンの理解が進んでも私の年齢でガンになるのは、ハンディなのだろう。
だからなのか、周囲に詳細を言う事ができない。
私の詳細な病状を知るのは医療関係者以外では、親だけである。

他の人には軽いとも重いとも伝えてない。
向こうも聞いてこない。

お互いに話が重くなるから暗黙のうちにタブー化してる気がする。


集いのトークのテーマは、何となく「代替治療」「緩和ケア」の話になった。


つくづく自分は知識がない事を思い知らされた。


全体を通しては、ある看護師さんが言った
「患者さんには知り権利と知らずにいる権利」
と言うのが印象に残った。


本人に病状等を知らせないという事だ。


最近では患者に知らせる傾向が強いらしいが、それでも知りたくないと言う
患者はいるらしい。


私の感覚で言えば、何故自分の体・人生で知りたくないのだろうかと思ってしまう。
悪い話は聞いても仕方ないと考えるのだろうか。


質問しようとしたが、どの患者さんがどの症状なのかわからないので私が発言する
事でその方を傷つけてしまうかもしれないと思うと躊躇してしまった。


私は良くも悪くも真実を知りたいと思ってしまうが、違う考えもあるのだなと
知る事ができた。


テーマが絞れてない分、横道ではないかと言う話もなくはなかったが、また参加
してみようと思う。

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2012年11月9日金曜日

就労可能証明書を取りに行く

先日、職安でもらった証明書の記載を主治医Bにお願いして
書いたとの連絡があり、取りに行った。


驚いたのだが、1050円取られた。


病院が発行している用紙でもなく、医師の日付と署名捺印
だけで有料なのだ。
ただ、領収書と封筒がついただけだ。


面食らってしまった。


確かに何故、書面を取りに行くのに会計窓口に行くのか気になっていた。
会計窓口が一手に引き渡しをやっているものかと思っていたが、支払が
あるとは思いもしなかったのは何故だろう。


ちなみに先月受けた検査は、採血などは無料だったのだ。
注射針や検査機器などの費用が発生しているにも関わらずである。


医師とは、いい商売だなと思ってしまった。
ただ、医師の懐にその会計分が反映されるかは不明であるが。

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2012年11月6日火曜日

色素沈着その後

Xelox療法の副作用の一つとして色素沈着がある。

ゼローダの展開的な症状らしくシミが増える。

ご多分に漏れず私も、特に皮膚の弱い方なので色素沈着が
3クール目あたりから目立つようになった。
いや、もっと前から出ていたのに気がつかなかったのかもしれない。

その時の画像がある。

そして、これが最近の私の手だ。




当然ながら光の具合もあるので
一概には言えないが、
色が薄くなってきたのではない
だろうか?












薬が時間を経て抜けてきたのか、湯治の効果なのか、その両方なのか
別の理由なのか明確にはできない。


しかし、シミは確実に薄くなってきているのは、事実だ。


抜けたと実感できるまで、どのくらいかかるか引き続き追ってみたいと
思う。

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2012年11月5日月曜日

玉川温泉 食事編

食事は、朝晩がバイキングで昼は食券を購入する。

朝晩は食道の前に5〜10分くらい前に行くと人が集まっている。
時間になるまでは入れない。

健康面を考慮してか、揚げ物は出ない。
天ぷらが出る程度で煮物や焼き魚がメインだ。

初日の晩ご飯の鶏肉の煮物が個人的には気に入った。
秋田の地鶏「比内鶏」の肉だったのだろうか。

美味しかったのでお土産にこれを買って帰った。



売店で買う時に注意して頂きたいが、この商品が並ぶ棚には
親子丼などもあるが、このカレーだけが1人前で他は2人分
だったりする。
数量を確認してからご購入される事をお勧めする。


話がそれたが、秋田という事で秋田こまちやらきりたんぽが
出てくる。

カロリーや塩分は、かなり抑えめで作られている。
塩鮭が出ても味が全然しないほど薄味だ。
メニューのローテーションがヘビーではないようで、ある程度の
宿泊をされても楽しめるようだ。



朝食も同じようにバイキングだ。
パンやオレンジジュース、牛乳などが出てくる。
パンは美味しかった。フワフワしているが、底がカリカリしていて
私は好きだった。


昼は、バイキングではなく、ソバやカレーなどから選ぶ。
限定メニューなどもあるし、お酒も飲めるので朝晩とは異なった趣向で
あるようだ。
ビールを飲んでいる人もいた。
ここは、自己管理の世界だ。


療養にふさわしい食事だったと思う。


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2012年11月4日日曜日

玉川温泉 岩盤浴と温泉

方法は二つある。

岩盤浴と温泉だ。

まず岩盤浴。
こちらの体験記が詳しく書かれているが、私が行った時は
シーズンオフになる直前だったのか人が多くなかった。

テントみたいな場所へ行くのだが、行くまでにその辺の道で
寝ている人も少なくなかった。
要は、地面が暖かくて湯気が来れば岩盤浴ができてしまうからだ。

シーズンでなくともテントに入れる人は限られているので早く行かれる
事をお勧めする。
できれば、食後すぐに行くくらいが良い。

私は岩盤浴が好きになれなかった。
まず窮屈だし、おばちゃんの集団で静かにゆっくりできない。
それに服を来たまま汗をかくのが好きではないし、アトピー持ちの
私には良くないと思った。

それに2日目の午後から雨が降り出してきたので強制的に断念せざるを
えなかった。

ちなみにゴザを持参するわけだが、宿泊施設には衛生上の理由で持ち込めない。
外にゴザを干す専用の部屋があるので、そこで置いておく事になる。

ゴザは100均で買えるので持って行くのと現地調達の手間を天秤にかけて
セレクトされると良い。



ただ、雨と雪が降ったわけだが、それでも岩盤浴に向かう人がいたのには
驚いた。
元を取ろうとしているのか、そこまで具合が悪いのか。
病気持ちの私としても考えさせられる場面であった。


次は、温泉。
玉川温泉のお湯は、またまたこちらをご参考にされたし。

強酸性。水道管がさびるほどだ。
なので上がる時は、必ずかけ湯をしないといけない。

源泉100%、50%、弱酸性のグレードがあり、他にサウナや
打たせ湯、泡風呂などがある。

お湯に入ると体中がちくちくする。下品と言われるかもしれないが、
私は玉袋がヒリヒリした。100%は1分も入っていられなかった。
もっぱら弱酸性の湯船に入っていたが、これは小さく3人も入れない。

源泉50%も5分は入っていなかったと思う。
お湯に入って数十秒すると皮膚のかさぶたになっているであろう箇所から
皮膚が剥がれていく。
驚いた。

要するに塩酸風呂だ。

私は手足のしびれが強くなった気がした。

0:00〜3:00の清掃時間を除いては、いつでも入れる。
キレイなお湯に入ろうと思い、3:30に入りに行ったら先客が一人いるのには
驚いた。考える事は一緒だ。


正直、源泉100%に入るのはイヤだったが、ただの観光ではなく、
湯治に来ているので少しでも体を良くしたいと考えを切り替えて再度挑戦をした。
ただ、1分の壁は超えられない。


私は、もっぱら温泉の方を利用していた。
手軽だし、天候に左右されないし、裸で直に触れるので良いかなと思った。
手足のしびれがなければ岩盤浴に挑戦していたかもしれないが、テント内での
田舎のおばちゃん特有の会話には着いて行けない。
おばちゃんが悪いわけではない。別に私語厳禁ではない。
文化の違いだ。


岩盤浴にするか温泉にするか両方にするか。
吟味されてからの方がいい。

ネットでも書籍でもいいから事前に予備知識は入れて行かれた方が良い。

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2012年11月3日土曜日

玉川温泉 出発編


先日の宣言通りに玉川温泉に行ってきた。

大宮から新幹線で2時間半、田沢湖駅を降りてからバスで1時間超くらいだろうか。

バスは長く感じた。
新幹線よりも退屈だった。

朝出たので昼過ぎに到着。
チェックイン時間より早くても部屋を用意してもらえている。


二泊三日だったが、大まかに荷物を明記していく。

フェイスタオル 3枚
バスタオル 2枚
下着 3枚
シャツ 3枚
靴下 3足
スウェット 2組
軍手
帽子
スリッパ
ござ
レジャーシート

文庫本 2冊


まず、軍手は結局使わなかった。
防寒で持って行ったが、岩盤浴はあまり行かなかった。
帽子もそうだ。

二泊三日ならば、バスタオルは1枚で足りる。
フェイスタオルも1枚で足りるが、2〜3枚持って行っても損はない。
下着とシャツは個人の衛生的な感覚によるが、荷物にならないので多めに
持って行っていいと思う。


スリッパは勿論、施設のスリッパがあるが、入浴時に番号のある下駄箱に
入れていたのに持って行ってしまった奴がいた。
間違えたのかボケていたのかわざとなのか知らないが、間違われない為にも
持参している人がチラホラいた。


上記のものを忘れても売店に基本的にあるが、シャツなどは個人の趣味やサイズが
あるから現地調達はお勧めしない。
また、値段も高いという事をお忘れなく。

スェットは岩盤浴されない方は1組で大丈夫だと思う。
浴衣があるので着れば問題ない。


文庫本は、暇つぶしだ。
ずっと岩盤浴も湯治もしているわけにはいかない。空き時間がどうしても出る。
全ての部屋にテレビがあるわけではないし、携帯も大丈夫と言いつつ酸性の強い湯気の
影響で壊れやすいとも聞く。
事実、トイレや水道のパイプが酸化して黒くなっていた。

携帯を使わないと私などは相当暇になるので本を持って行ってよかった。
普通に携帯を使っている人も割といたが、壊れても恨みっこなしと言う方は普段通りに
お使いになればいい。


なお、宿泊には自炊の人もいるが、私の場合は普通のプランで宿泊しているので
自炊を検討される方は、別の情報を参考にされたし。
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