方法は二つある。
岩盤浴と温泉だ。
まず岩盤浴。
こちらの体験記が詳しく書かれているが、私が行った時は
シーズンオフになる直前だったのか人が多くなかった。
テントみたいな場所へ行くのだが、行くまでにその辺の道で
寝ている人も少なくなかった。
要は、地面が暖かくて湯気が来れば岩盤浴ができてしまうからだ。
シーズンでなくともテントに入れる人は限られているので早く行かれる
事をお勧めする。
できれば、食後すぐに行くくらいが良い。
私は岩盤浴が好きになれなかった。
まず窮屈だし、おばちゃんの集団で静かにゆっくりできない。
それに服を来たまま汗をかくのが好きではないし、アトピー持ちの
私には良くないと思った。
それに2日目の午後から雨が降り出してきたので強制的に断念せざるを
えなかった。
ちなみにゴザを持参するわけだが、宿泊施設には衛生上の理由で持ち込めない。
外にゴザを干す専用の部屋があるので、そこで置いておく事になる。
ゴザは100均で買えるので持って行くのと現地調達の手間を天秤にかけて
セレクトされると良い。
ただ、雨と雪が降ったわけだが、それでも岩盤浴に向かう人がいたのには
驚いた。
元を取ろうとしているのか、そこまで具合が悪いのか。
病気持ちの私としても考えさせられる場面であった。
次は、温泉。
玉川温泉のお湯は、またまたこちらをご参考にされたし。
強酸性。水道管がさびるほどだ。
なので上がる時は、必ずかけ湯をしないといけない。
源泉100%、50%、弱酸性のグレードがあり、他にサウナや
打たせ湯、泡風呂などがある。
お湯に入ると体中がちくちくする。下品と言われるかもしれないが、
私は玉袋がヒリヒリした。100%は1分も入っていられなかった。
もっぱら弱酸性の湯船に入っていたが、これは小さく3人も入れない。
源泉50%も5分は入っていなかったと思う。
お湯に入って数十秒すると皮膚のかさぶたになっているであろう箇所から
皮膚が剥がれていく。
驚いた。
要するに塩酸風呂だ。
私は手足のしびれが強くなった気がした。
0:00〜3:00の清掃時間を除いては、いつでも入れる。
キレイなお湯に入ろうと思い、3:30に入りに行ったら先客が一人いるのには
驚いた。考える事は一緒だ。
正直、源泉100%に入るのはイヤだったが、ただの観光ではなく、
湯治に来ているので少しでも体を良くしたいと考えを切り替えて再度挑戦をした。
ただ、1分の壁は超えられない。
私は、もっぱら温泉の方を利用していた。
手軽だし、天候に左右されないし、裸で直に触れるので良いかなと思った。
手足のしびれがなければ岩盤浴に挑戦していたかもしれないが、テント内での
田舎のおばちゃん特有の会話には着いて行けない。
おばちゃんが悪いわけではない。別に私語厳禁ではない。
文化の違いだ。
岩盤浴にするか温泉にするか両方にするか。
吟味されてからの方がいい。
ネットでも書籍でもいいから事前に予備知識は入れて行かれた方が良い。
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