2012年10月7日日曜日

8クール目 開始

ようやくXelox療法の最終章に来た。
8クール目、つまり半年の治療の最終コーナーだ。


前回の点滴が割と副作用が軽かった為、また今回も同じように
してもらえるのではないかと思い、気が軽かった。

だが、それは甘かったと感じさせられる事になるが。


いつもよりも早く行くつもりだったが、結局はいつもと同じくらいに
なった。

採血をし、いつも通り血管が見つからないと言う事で手の甲で採血された。

この看護師のスキルの差と言うのはどうにかできないものか。
経験年数で違うが出るのは仕方ないが、どう見てもベテランだろうという
人ですら下手な人がいる。

来る患者全員が血管くっきりなはずがない。
血管が見えるなら素人でも採血できるのではないかとすら思う。
何の為に専門学校で専門教育を施されているのだと感じるのが、
この採血の瞬間だ。


採血の後、血圧を測定したが、上が160弱と高い。
自分でも驚いた。
到着して採血して止血の為に5分くらい安静にしていたので、来たばかりで
呼吸が乱れていると言う事もない。


いつも通りに診察を受ける。

主治医Bに足の痺れを報告した。
休薬期間でも痺れる事、そして左の膝が動かしにくい事も合わせて伝えると
少し笑みを浮かべながら回答を口にした。

本来ならば、手足の痺れは、もっと早く出るそうだ。
副作用が強くなり、耐えられずゼローダの量を減らしたりして治療を進める
らしいが、私の場合は症状が出るのが遅いとの事。

ほとんど他の副作用も見られない事からゼローダの量は減らさずにこのまま
最後まで突っ走りましょうという事になった。

左膝の方はガンとの相関関係は今のところ考えにくいそうだ。


確かに2クール目の時に薬剤師から薬の量を減らさずに終える事が最大の目標
と言う話をしたのを思い出した。


8クール目の終了と合わせて検査をする事になり、日程も決めた。


診察が終わり、治療室から呼ばれるのを待っていると看護師が私を探している
ようだった。
ただ、私の名字はありきたりで見慣れない看護師が名字しか呼ばない。
多分、私の事だろうが、様子を見ていた。
周りが全く反応しないので、私の事だと思い、手を挙げて話に応じた。

検査の連絡等をしたかったようである。

治療室の前で話をしていたが、私は病気の事を人のたくさんいる場所で話を
したくなかったので、「治療室で話を伺ってよろしいですか」と切り出すと
この部屋は抗がん剤を受ける人しか入れませんよ!

と大きな声で言い出す。

非常識なバカ看護婦である。
患者の個人情報一つ守れないのか。

彼女の言い訳は、私が本人でなく家族だと思ったらしい。

治療室に入り「いろいろな人が通る場所であんな事言わないで欲しい」と
言った。
ひたすら謝っていたが、許し難い。

地元の病院であんな事が起きると腹立たしい。
バカをいつく付けても足りない看護婦だ。


そのやり取りを見ていた治療室の看護師は私が怒るところなんて当然見た事
ないからその後気を使っているのがわかった。


最後のエルプラットの投入なわけだが、前回刺した場所が見つからないとの
事で手首近くに刺された。
医療の世界はわからないが、通常こういった事には再現性が求められる。
何の為に臨床試験をしているのか。


あとは、いつもと同じである。


看護師には守秘義務と再現性の追求をしてもらいたいものだ。


最近、撮影した私の手の甲をアップしておく。
















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画像でどこまで伝わるかわからないが、色素沈着を起こしている。
ホクロやらシミが多い。


Xelox療法の総括は、休薬期間を終えてからにしたい。