流れに乗って今年を振り返ってみようと思う。
ガン患者としては、ステージ４に進んだ事が今年一番だろうか。
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ステージ４へ突入
と言っても本人としては自覚がなく、言われた時は少しはショックを受けたが、何方かと言えば、中止していた化学療法の再開の方がショックだった。
それに伴い、薬も変わった。
そのせいか薄くなっていた頭髪もいつの間にか生えてきていた。
病院と自宅の往復をしていると、自分が頭が薄いとか毛が生えてきたとか疎くなる。
周囲の目を気にしないのは善し悪しだ。
話が前後するが、他のがん患者と話をする事ができたのも大きい。
がんの事を周囲に話すには勇気がいる。
特に男と言うのは相談してスッキリするという習慣がない上にプライドが高いので誰に話すとかなかなかできない。
女性しかいない場であったが、自分だけ苦しいわけじゃないと少しでも思えると楽になる。
その直後にステージ４を告げられて毎週化学療法をする事になり、交流会に行けなくなっている。
正直これ以外は山あり谷ありの年ではなかった。
敢えてそういう方向に仕向けた。
去年は資格試験の前に１ヶ月近く入院してしまったのもあり、無理に社会復帰をしようとするのを見直してみようと考えた。
入社日も決まっていたのに感染症で入院したりした事もあり、無理してはいけないんだとさすがに学習した。
今年はいろいろ考えてみた結果、どこかへの就職ではなく、自宅で自分で稼げる事をしていこうと決めた。
具体的には、まだ書けないが、誰かに雇用される＝自分の時間の切り売りだ。
治療優先の自分には厳しい。
いろいろ目処が立ったところでまた考えようと思う。
年齢的にもブランクを考えても普通に会社員は難しいだろう。
しかも氷河期世代なので健康体でも仕事探しに苦労しているご同輩がいるニュースを聞く。
今年いろいろ考えてた事を少しずつでいいから来年は実践していこうと思う。
いくつかは試験的に始めているが。
来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
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