そう思い、家を出た。
めまいは出なくなったが、顔のむくみがいっこうに収束しない。
酒を飲んだ翌日で顔がパンパンというレベルではない。
鏡を見ると、首が見えない状態だ。
むくみと言うと、外側に向けて膨れ上がるイメージだが、実際には内側にも膨れ上がり、喉や首が圧迫されて夜寝るのが辛い。
当然、食事も普段と違う。
口が大きく開かない上に飲み込むが辛い。
辛い辛いと連発しているが、本当に辛い。
病院に着いた。
診察日でない主治医Sが来た。
格好からするとオペの日のようだ。
パッと見ただけで「むくんでますね」と言ってきた。
むくみもどうにかしてほしいが、次の日に化学療法があるのでそれも相談や確認をしておきたくて病院に来た。
とりあえず胸部のレントゲン、採血、点滴(利尿剤込み)で処置をする事になった。
来月にCTをするのだが、一足先に胸部を見た。
レントゲンでも腫瘍は見てわかるのは残念だが、去年の10月と比べると何かが起きているような状態はなかった。
採血結果も普段と同じで、いつも低い淡白の値が影響している可能性があるとの事。
利尿剤込みの為、トイレ近くのソファーで点滴をさせてもらう事にした。
毎週来ているだけの事があり、点滴をして座っているだけで何人の看護師に声をかけられただろうか。
看護師からすれば部屋異動している時、たまたま見かけただけなのだろう。
こちらからしたら何人ともご挨拶をしなくてはならない。
挨拶するのは構わないが、顔がむくんでいて話ができない状態で辛い。
利尿剤というものを人生で初めて使ったが、尿の量がスゴくて驚いた。
そして喉元が楽になってきた。
出すものを出さないと、人間ダメだ。
点滴は半分ほど終了になった。
主治医Sと検査結果の話をしていて必要ないと言う事になった。
次の日の化学療法は中止となった。
アービタックスだけなので緊急性がないのが理由で、現状の回復が優先。
むくみは、体内の水分処理がうまくいかない時に起こる状態だ。
お小水が出ないのは、そういう事だ。
考えられるのは、下記の臓器が異常な状態になっている事。
心臓
腎臓
肺
今回の検査からは見受けられない。
心臓は今回見る事ができない為、症状が継続していたり、また起こるようなら心臓の専門医を紹介するという話になった。
個人的にむくみは、トラブルのきっかけのイメージがある。
母と祖母は同じに癌宣告されたが、2人とも病院に行く前に足が異常にむくんでいた。
祖母は右腕が大きくむくみ、ポパイのようになっていた。
亡くなるまで症状が消える事は、一度たりともなかった。
亡くなった途端にむくみは引いた。
帰りの車。
付き添いで来た母と話をしていたが、顔面を打った後遺症が今回の症状なのではと言う。
確かに納得できる部分はある。
よく交通事故で外傷が治癒した後に後遺症が出てくる話を聞く。
アレルギー薬と利尿剤を処方された。
病院ではよく出ていたが、帰宅した途端に尿の量が減った。
横になりたくてもむくみで喉を圧迫されていて辛い。
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