2013年1月26日土曜日

緩和ケアご存知ですか?

ガン患者の集いに参加した時に向かいに座っていた初老の女性の言葉を
今思い出した。

緩和ケアである。

6〜7人くらい集まって看護師などを交えて話をしていた。

何回か開催されている会で私なんかは初参加だったのでポカンとしていたが、
メモを取って真面目に聞いているふりするのが精一杯でコーヒー出されなかったら
寝てたのではないかと思う。

それくらいピンと来ない言葉であったが、患者である以上は知る権利もあるだろうと
緩和ケアについて見てみた。



まず、緩和ケア.netというサイトの引用だ。

がんは、日本人の死因で最も多い病気です。現在、3人に1人ががんで亡くなっています。このように身近な病気になった、がん。あなたの大切な方も、がんで悩んでいるかもしれません。

がん患者さんは、がん自体の症状のほかに、痛み、倦怠感などのさまざまな身体的な症状や、落ち込み、悲しみなどの精神的な苦痛を経験します。「緩和ケア」は、がんと診断されたときから行う、身体的・精神的な苦痛を和らげるための医療です。

おぼえてください、「緩和ケア」。あなたの大切な方のために、あなた自身のために。

緩和ケアは、医療である。
心身の痛みを文字通りケアしていこうとするものらしい。
あくまで医療として、である。
そして有料であるようだ。

ガンになると病状は千差万別だが、皆「死」を考えない人はいないと思う。
実際のステージに関わらず、ガンは死ぬというイメージがある。

死ぬと言うのは人間にとって最大の不快であり、恐怖だろう。

それを緩和しようとする目的らしい。


書いてみて申し訳ないが、ピンと来ない。


漠然と、痛みと死の苦痛を医療の見地から和らげる事なのだろうか。


ここから緩和ケア.netの資料がPDFで参照できるが、入院などを伴うものらしい。




全部は読んではいないが、残念ながら高齢者向けに作られた資料のようだ。
何故、残念かと言えば30代の私には当てはまらない。

確かに死は全ての生物の共通するものだが、今の自分の体調を鑑みると死よりも
社会復帰の方を先にやらないといけない状態のようだ。

資料の挿絵をご覧頂きたい。
患者が高齢者の方が前提になっている。

私も死は怖いが、その前の課題が仕事探しのようだ。

社会復帰の情報を集めている。
緩和ケアは、現状の私にはあまり必要ないようだ。
確かにイラついているが、お金を払ってまで受ける必要はないと思う。
むしろ失業給付をもらった方がいいくらいだ。


患者の集いにいた女性は病院に対して緩和ケアの対応をどうしていくのかを
聞いていた。
なるほど、聞けば初老で一人暮らし。
そう言う方には必要なのかもしれない。


もっとも私の仕事探しなんて病院でケアできるわけもないので仕方ない。

ともあれ緩和ケアについてご覧頂き、「私に必要だ」と思って頂ければ幸いだ。
ガンは患者が自分で勉強していかないといけない病気なのだと思い知らされた。

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