先日のPET-CT検査の結果を外来で聞いた。
母も付き添いたいと仕事を中抜けして病院へ来た。
結論から言うと、動脈のリンパ節転移。
脇の下の影はガンではなかったらしい。
対応としては抗がん剤治療を始める。
手術は経過を見ながらという事になる。
来週、入院。
去年の手術から元々リンパ節への転移が見られていたので
想定外ではなかった。
強いて言えば、転移が見つかるのが早かったくらいか。
リンパ節なので体内に散らばっている可能性が非常に高い。
と言うか散らばっていると見るのが順当だろう。
初めて宣告された時よりもショックの度合いは割と軽い。
どちらかと言うと
「わー、また入院?抗がん剤?面倒くさい」
という気持ちが大きい。
双六で振り出しに戻ってしまった感じだ。
今度は体にポートを埋め込んで投与するらしく、まず頭髪は抜けるらしい。
こっちの方がショックかもしれない。
何がショックって周囲の反応を想像した時に自分的にはショックだ。
ただXelox療法と異なり、手足のしびれや水が飲めないという副作用はないらしい。
地獄で仏なのかわからないが、だるさはあるらしい。
あと、Xelox療法は原則6ヶ月行うが、今回は無期限らしい。
効果がない、患者が耐えられないなどが起きない限りは様子を見ながら続ける。
高額療養になる。
副作用がダルさならば、社会復帰への途がないわけではないが、脱毛がネックだ。
手術をするとしてリンパ節を切除すると生殖機能がかなり落ちると言われた。
ここまで書いていると、母への自責の念でいっぱいになる。
孫を見せてあげられないのか。
既に子(私の兄)に先立たれている母よりも先になるのか。
これだけに関しては泣きたくなる。
ちなみに他のガンで私の症状だと、もう治らないそうだ。
大腸ガンなら抗がん剤で潰して手術すれば治る可能性もないわけではないらしい。
いろいろ予定を入れたのに変更を余儀なくされる。
セカンドオピニオンや転院などの選択肢も考えた方がいいかもしれない。
主治医Bは今回の流れで手術をした事がないそうだ。
彼を信用してないわけではないが、私とて選択肢があるなら見るくらしはしてみたい。
とりあえず第2試合が始まってしまったようだ。
これは大腸ガンではないのならブログのタイトルも変更なのかと余計な事ばかり
気にしてしまう。
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