2013年5月20日月曜日

「余命3ヶ月」のウソ を読んだ

玉川温泉に行く時に持って行って読んだ本の1冊。

はじめに書いておくが、こういった意見の別れる話は話半分に
受け取ることが大切だ。

「余命3カ月」のウソ (ベスト新書)




著者についてのwikiはコチラ


日常生活できるのであれば、手術や抗がん剤は止めなさいという内容だ。
変に体に手を入れるから細胞が暴れ出すとも書いてある。


本来ならば、玉川温泉に行く前に読み終えてまう程度の薄さだった。
新書の割に読むのが遅かった。
専門的な事も書いてあるが、医療関係者以外の人も充分読める内容だ。


読み進めて行くのが怖かった。
自分はどのケースに該当するのだろう。
これから湯治に行くのにダメなのか。


そう考えると、読み進めて行くのが怖くて仕方なかった。
ある程度まで読んで残りは玉川温泉で読んだ。


医療体制の批判をしている。
高額の抗がん剤をさばく為に治療を行う。
CTは医療被爆。


その辺の名も知らない怪しい物書きが書いているのであれば、
一蹴してしまうが、医師が書いているとなると全部がウソだとは
思えない。

マンガで言えば、ブラックジャックによろしく を思い浮かべてしまう。
このマンガにも膵臓ガンの患者のエピソードがあり、読んでいた時に
自分もこうなるのかなと思いながら読んでいた。




医療批判も必要ではある。
端からものを見る事は、とても大切な事だ。


少なくともガン患者及びガン患者が家族にいる人は、こういう意見もあるのだな
と思わないと読めない本だと思う。


この本を否定するのも自由だ。
人間は必ず死ぬ。
多くの人がガンになる。

選択肢、引き出しの一つに医療批判の本があってもいいはずだ。

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