2013年6月19日水曜日

入院5〜6日目 住めば都

着替えを洗濯するようになると、意外と生活が馴染んでくる。

本来ならば自由の利かない空間で窮屈だ。
だが、今のところ点滴につながれるのは30分程度。
食事制限なし。
手術して動けないわけではない。

裏を返せば3食、シャワー付きの生活を満喫しているように他の
看護師や患者からは見えるかもしれない。


それは抗がん剤を投与するまでの話。


投与したら動きが圧倒的に落ちる。


病室を変えてもらった。

理由は2つ。
シーツ交換の際、患者は部屋を出てくれというので出ていた。
戻ってみたらスペースを狭くされていた。
元のスペースに戻したのが病院側の主張だが、私は知らないし、
何より不在の間にされた事に腹が立つ。

6畳の部屋に住んでいてハウスクリーニングするから一時的に
外出して戻ったら4畳半になっていた。
どう思われるか。

あと一つは、今日入院してきた患者が背が高いせいかカーテンから
私のベッドを覗いてくる。
PCのカタカタ音が気になるのかもしれないが、覗くのは御法度ではないか。

カーテンの隙間から偶然見えたのとはわけが違う。


ましてどこも満室というわけではないので我慢する筋合いもない。
明日退院なら我慢はするが、明確な退院日が決まっていない現段階では
変更の申出は筋が通ってないわけではないと思う。


その空間で過ごすのは医師でもなく、看護師でもなく、見舞客でもなく、
患者だ。

この抗生剤漬けの生活も明日で終わり。

今度の投与は、どうなる事やら。



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