自分の想定では、こんなに長引く予定ではなかった。
世の中、わからないものだ。
PET CT検査は別の病院に行き、やる。
奇麗な施設なので画像を上げたいところだが、検査着に着替えてしまうと手ぶらになるので何もできない。
移動する前に事前に注射針を打つ事になった。
肌が固いので血管が見つかりにくいから早めにやっておこうという算段らしい。
看護師ではなく、若手の医師にやってもらう事になった。
いつもは手の甲から採血しているが、今回は腕からできた。
入院している時も一度だけ看護師ができていた。
そう考えると、案外いつもやっている手の甲はやる必要あるのだろうか。
一度で済ませるかどうかの落としどころをどうするかの問題だが。
割と順調に進んだ。
少なくともそう思っている。
半年に一度しか来ない病院だが、前回より雰囲気が変わっている気がした。
段取りが少し違う。
また放射能を扱うせいか、ここからここはスリッパを履き替えると言った段取りが変わっていた。
特に影響はないのだが、ルーチンで業務を組んでいるはずなのに何故だろうと思った。
検査は３０分ほどだ。
体感的には３０分かかっていない気がしている。
多めに患者に伝えているのだろう。
３０分と言って２０分で終わるのと１５分と言って２０分で終わるのでは印象が違う。
自分が想像していた予定より３０分ほど早く終わった。
会計は３万ほどなのだが、待合室にいた親子連れが聞いて驚いていた。
外人みたいにリアクションが大きくて驚く。
PET CT検査を知らずに生活ができている事に羨ましさもある。
次回の外来で検査結果が出る。
吉と出て欲しいものだ。
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