朝になった。
私はロンサーフの開始日だ。
しかし、祖父の主治医が決まり、改めて説明があるそうだ。
叔父夫婦、母、私の4人で説明を聞く事になった。
外科の主治医と聞いていたが、何故かidカードを見ると内科と書いてある。
CT検査の結果を初めて見せてもらった。
妙に見慣れているが、耳を疑った。
ガンではなかったとの事。
叔父と話をしていて病院に対する不信感が積もってる。
昨晩あれだけ言い切っていたのに24時間もしてないのにガンではないと。
では、何かと言えば。
腸閉塞を起こして腸が壊死している状態であるそうだ。
年末年始に腸がねじれて血流が悪くなり、壊死が始まった。
ガンであろうとなかろうと命の危険には変わりはない。
このままにしておけば3日くらい。
外科医と手術の相談をしたら助かる確立は10%もない。
つまり、どのみち助からないと言う診断だった。
即決できないと思うので午前中にご家族で話をしてみてくださいとなった。
話し合いをした。
いつの間にか私は泣いていた。
自分が手術して退院する時、一人で家に帰るのでは不憫であろうと祖父は父親と当時でも90過ぎてたのに名乗り車で迎えに来てくれた。事あるごとに入院していても一人で自転車をこいで私の見舞いに来ていた。
私としては寛解を迎えないまま祖父を見送るのは不本意であった。
自分だって標準治療ができなくなるのだが、さておいて考えていた。
最終的には本人のイエス・ノーになる。
我々の話し合い結果としては、手術はしないと言う決断だった。
手術をして寝たきりになったり、合併症に苦しんだりするのは本人をより苦しめる事になる。それに手術の効果として劇的に命が延びるわけでもない。
病室に行き、本人の意識が戻った所で聞いてみた。
手術は、しない。
明言した。
これで、ウチとしては祖父は手術をしないと言う話になった。
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