朝ドラの「とと姉ちゃん」を見てみた。
父親が結核で亡くなる展開に思った事がある。
大正〜昭和のドラマでの死因が結核が圧倒的に多い。
現代の日本人の死因１位であるガンは あまり登場しない。
何故だろうか？
と思っていたら似たような事を感じている質問を見つけた。
私は昭和17年生まれです。小学校、中学校を通じて日本人の死因に癌が多いというように教えられた記憶はありません。 また、戦前や大正、明治、江戸時代などでも、日本人が癌で多く死んだということを聞いたこともありません。 そこで考えられることですが、
１）癌そのものが最近発見された病気である。
２）以前は日本人の寿命が短く、癌で死ぬ前に肺結核や伝染病で死んだ。
３）食生活の変化などの生活環境の変化が日本人に癌による死をもたらすようになった。
４）その他の原因が考えられますが、推論を含めてご意見をお聞かせください。http://soudan1.biglobe.ne.jp/qa2305514.html
回答の中で「寿命が延びた事がガンの発症率を上げた」という意見が多く、そうなのかと思った。
江戸時代だが、徳川家康は一般的に天ぷら食べて食中毒で亡くなったとされている。
しかし、ある文献によれば家康は胃がんであった可能性があるとされている。
食中毒になってから亡くなるまでの期間が長く、胃の辺りが腫れていたとされている。
確かに家康は人間５０年の当時にあって７０代の半ばまで生きた長寿の人だ。
寿命が延びてガンの発症率が上がったと言うのは、頷ける。
ガン自体は昭和以前からもあった。
これは推測だが、病名が出てこない昔の人たちの死因はガンだったのではないだろうか。
病をどこまで当時で解析できていたかは知らないが、寿命が長くなかったにせよ老衰でなければガンだったのではないかと思う時がある。
ただ、先ほど高齢化とガンの発症率の因果関係の意見を知り、それが真実だとすると真逆の意見にもなる。
大正・昭和初期に関しては高齢化により発症の恐れがあるガンよりも年齢不問で感染の恐れがある結核の方が大問題であったという事か。
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