2015年9月12日土曜日

がんの告知について

まず今回の大雨・洪水で被害にあわれた方にお見舞い申し上げます。


こういうニュースがあった。

がんと知って治療に専念するメリットとは?「告知してほしくない場合」はどうしたらいいの?



経験からの私見を述べてみる。





私の場合、告知はさほどショックではなかった。

会社を辞め、次の仕事先が決まりかけたタイミングでそれを断るかどうかの決断の方が辛かった。

何故なら腹痛が起きて入院して検査して発覚した。
尋常でない痛みがあり、祖母が胃がんで亡くなり母が胃ガンの手術して2年経過したところで「自分もそうなのでは」と検査を受けて考えていた。

胃がんだと思っていたので大腸がんは予想外だった。


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ショックな場合とは、何もないのに突然検査でわかるパターンなのではないだろうか。

揺れる水面に石を投げてもそんなに衝撃のインパクトはないが、静かな水面ならどうだろうか?


ショックの度合いで言えば、告知よりも手術後の病理検査の結果を聞いた時の方が倍以上のものだった。
リンパ節転移してる話を聞いた時は人生の一番の恐怖を感じた。


もちろん、告知された夜と母に話をした時は泣いた。

ただリンパ節転移の説明を聞いた時のショックに比べたらという話だ。




昔は本人に知らせないパターンが多かったらしい。
不治の病であり、生きる活力を奪うイメージがあったのだろう。


いかりや長介などは知らされずに亡くなり、葬儀で喪主である長男が遺影に向かって謝っていたシーンがあった。



私は、告知は受けるべきだと断言したい

自分の体と向き合えるのは、自分だけだ。
自分の人生を生きられるのは、自分だけだ。

世の中は、真実が正解だ。


それを知らずに生きて死んで行くのか?


ガンは不治の病ではなくなってきているし、延命も望める。

今、ガンは死ねない事が問題なのだと思う。

死ねばそこで終わりだが、生きている限りは人生は続いて行く
死ねない以上は、どう生きるかの選択が常に迫られていく。


そもそも心臓発作などと違い、ガンは即死しない。


ならば正しい状況を受け止め、どう生きて死んでいくか自分で考えるべきだと思う。




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