2012年7月8日日曜日

副作用の記録について

化学療法を開始して以来、副作用などの記録を毎日つけている。


熱、血圧、便の回数や手足のしびれなどの度合いを記入していく。
外来の際に提出して診察をするわけだ。

と言っても私の場合は何も言われない。
主治医Bの性格なのかもしれないが、特に何も言わない。
次回のスケジュールくらいしか聞かれない。

ガンという病気を考えると患者自身の勉強も必要なのかもしれない。
医者にだけ委ねておけないのだ。
自分の現状を受けて止めて対処していかないといけない。
玉川温泉の相談をした際に自己管理してほしいと言われたのも
そのせいかもしれない。

話題を戻すと、副作用の記録シートが病院側もフォーマットを決め
かねているようで私にも意見を求められた。

例えば、食欲の有無を0〜3の度合いで示すのだが、難しいのだ。
2以上なら病院に行く段取りだが、線引きに困る。

熱が38度以上なら来てくださいならわかりやすい。

だが、吐き気がするが生活に支障がないと言われて判断はどうだろうか。
吐き気がする時点で支障ありと考えるか?
生活に支障があるとは、どの程度の事か?


曖昧な線引きの内容を数字に落とし込まないといけない。
まして記入するのは、素人たる患者だ。
私なんぞガン初心者だ。


入院している時に看護師に副作用を訴えると、我慢できるかをよく聞かれた。
少なくとも本能としては、違和感を感じているのだから解消してほしい。
我慢をしようと思えば、いくらでも我慢できる。
我慢ができない状態とは何だろうか。

いくら苦しくても病院側で準備ができてなければ、待たせるではないか。


屁理屈なのかもしれない。


ただ、過渡期なのか知らないが、外来のたびにフォーマットを変更されると
面倒だし、項目が漏れて後々何か見落として重大な事態に発展するのではないかと
思うと怖くなる。


恐らく、高齢者の方がストレスなく記入できるようにしたいのだろうが、記入例を
作っておいて同時配布した方が良いのではないか。


継の外来の時に指摘事項を羅列したので看護師に伝えようと思う。