2013年7月12日金曜日

医師に気に入られるか否か

母は主治医Sが機嫌を損ねないか常に心配している。

それを私にも求めている。


入院している私にご機嫌取りなんて可能だろうか。
言ってみれば四六時中、監視下にあるようなものだ。
回診以外は、いつ来るかわからない。
それも毎日顔を突き合わせる。


今月に関して言えば、母よりも一緒にいる時間が多い。


そんな環境で100点の自分を常に見せられるかと言えば、
私はノーだと思う。
そもそも採点する主治医Sだって人間だ。

忙しい時もあれば、余裕のある時もある。
手術が立て込んでいる時もあれば、当直で急患で呼ばれる時も
ある。
疲れがたまり、機嫌が悪い時がある。


主治医Sがどんなに名医だとしても人格者だとしても気分に
ムラがないのはおかしいと思う。


そんな中で気に入られるとか機嫌を損ねないとか無理だと思う。

では、どうすればいいか。
普通にしていれば、いいと思う。
聞かれた事は正直に答え、疑問に思う事は質問する。
それで良いのではないだろうか。

それは、患者と医師の関係だけでなく、普通の人間関係でも
同じではないだろうか。


普通にしていても悪口を言う奴は言う。気に入らない事もある。


ちょっとした一挙手一投足で不安を感じてはいけない。


人格者であり、名医であれば、患者を平等に扱うのではないだろうか。
私の入院している病院は町医者ではないのだ。


患者は、ワガママだ。
入院患者は高齢者が多い。
特に看護師にはワガママを言う老人が多い。

隣で聞いていて「それくらい我慢しろよ」なんて思うが、それでも
医師と看護師は怒らない。
もちろん内心は「このジジイ面倒くさいな」くらいは思っているだろう。
それくらい思うのは自由だ。


きちんと病状と伝えられ、入院のルールを守れば、良いのではないだろうか。
機嫌を損ねないように変に振る舞う方が逆効果ではないだろうか。



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