だとすれば同じ病室なら同じ人たちがまだ入院しているのではないだろうか。
受付をしたら違う部屋になったが、近くに先週まで入院していてた病室がある。
名札を見ると一人だけになっていた。
靭帯を手術した人で術後もリハビリがあるから即退院と言うわけにはいかないのだろう。
前回は2週間にも関わらず狭いベッドだったが、今回は一晩だけなのに広くて快適な部屋に通された。
逆だったら良かったのに。
この後、話は二転三転する事になりバタつく。
目的:今回の入院はポートの除去手術と術後の血栓の経過を見る
ポートの除去自体はすぐに終わるが、今回は血栓が動いてしまう可能性があり肺に行ってしまうと肺梗塞になり、即死する可能性がある。その為に日帰りでやれる手術だが、入院をして経過を見る事になった。
血栓の特徴からして一晩経って何もなければ一番危険な状態は脱する事になるそうだ。
こちらがポートだ。
a)をご覧頂きたい。
今回は丸い部分だけ取り外してケーブルみたいなものは血管に刺したままにしておこうとなった。
極力、血栓を動かさないためだ。
管が残る以上は感染症の心配があるし、血栓のところに感染したら厄介らしい。
急遽CT検査
手術は13:00からの予定で10:00頃に入院した。が、主治医Sが来てCT検査の話が出た。
循環器科の医師に相談したそうで3月に見つかった血栓であれば時間が経過して固くなっているので動く心配はそれほどないのではないだろうかと言う事になった。
その為にCT検査で状況を見て問題なければ、上記のケーブルの部分も、つまりポート全部を取り外す事になる。
また入院を延期して外来や在宅でやれる処置をして状態が整ってから手術をすると言う話も出た。
入院したものの検査だけで終わるかもしれない。
手術の予定時刻は過ぎて検査を実施した。
手術は敢行
検査結果を見て除去手術を敢行する事になった。もし血栓に何かあれば、循環器科の医師も手伝うと言う事であった。
おおがかりで血栓は自分の想像以上に大変な事である事を知った。
15:00頃、手術が始まる。
ポートは不思議なもので埋め込む時はレントゲン室みたいなところでやるのに除去する時はオペ室でやる。
移転を予定しているだけあって本当に汚い病院なのだが、オペ室に入ると別世界だ。
ここにはお金をかけてもらわないと患者的にも困る。
ここにお金をかけているから汚いのだろうか。
ポート自体はどれくらいだったか明確にわからないが、10分もかからず体内から取り出したと思う。
その後、化膿してる部分に電気メスを当てる。
確か前回はそうだった。
麻酔とこれは本当に嫌だ。
局所麻酔なので意識はある。
自分の肉が顔の下で焼かれているのだ。
しかも部分的な麻酔なので切れてる部分に当たると痛い。
手術は終わった。
主治医Sがオペ室だと妙に饒舌になるのは外科医の城だからだろうか。
大変なのは、これからだ。
ベッドで絶対安静
これより2時間、断じてベッドから出てはいけない。点滴をしているので事前に小便をしたいと言ったが、それもダメらしく溲瓶を使ってくれとの事。
毎度ながら歩けるのに車椅子で病室に戻った。
トイレにも行けないのであれば、暇なのでiPhoneで動画を見ていた。
人間の業なのか、動いちゃダメと言われると動きたくなる。
しかもその間にレントゲン技師が来てベッドで撮影したり、回診が来たりと動きそうになってしまう。
既述したが、この時間帯は血栓が動くかもしれないからベッドにいなければいけない。
本当は溲瓶も寝たままやらないといけなかったらしいが、無理言って立て膝でやらしてもらった。
そうこうしてるうちに寝落ちした。
安静解除:歩行確認
主治医Sによれば、安静解除して最初に歩く時が最も危ないそうだ。身体に振動があるからだろか。
看護師の付き添いの元で歩く事になる。
寝落ちしてたが、目を覚ますと先週の退院時に担当してた看護師がいた。
久しぶりと言われ、恥ずかしかった。
歩行確認をする。
そんな長く歩かなくていいらしく、すぐ終わった。
ここまでは問題なし。
一晩過ごす
結論から言えば、特に何もなかった。どうせ寝られないと思い、iPadにまだ見ていない映画を4本入れてきたが、開く事なく朝を迎えた。
点滴も朝になるまでに外れ、御の字だろう。
もうポートは使えない。
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