三十路男の大腸がん: 退院事件簿

一昨日、退院した。

体調不良とトラブルが起きていたので更新が遅くなった。
あと荷物のアンパッキングがあったので。

ロンサーフ落とす

退院の日の朝食後、ロンサーフを飲もうとしたら１錠落としてしまった。
棚の下に入ってしまった。
ちょうど回診で主治医Sが来て拾って飲みますと言ったらダメと言われて看護師に１錠持ってきてもらう事になった。
普段なら拾ってよく拭いて飲むのだが、医師の立場からそんな不衛生な事を許可できるはずもなく。
しかし、高い薬なので会計時に追加料金なんてなったらと不安になっていたのだが、高額医療の適用範囲で会計に影響なしだった。
こういう時にならないと社会保険のありがたみを感じられないとは。

家の鍵を落とす

ロンサーフに続き、家の鍵を落としている事に気がついた。
ジーンズの中に入れていて気がつかなかった。
２週間も入院していると家の鍵なんて脳みそからこぼれ落ちてる。
帰ろうと思い、車に乗って念のためにポケットの中を確認したらないのでヤバいと思い、病室に戻り探したが、なかった。
あったら窓口に届けてもらうようお願いしたが、ダメだろう。
絆創膏１枚用意できない看護師が探せるとは思えない。
何もしなくても探したけどありませんでしたと言えば、それで済んでしまう。

明日の外来で確認ができる。

とりあえず母のパート先に向かい、母の鍵を借りて家の中に入った。

頭痛と吐き気

病院にいた時は薬落としたり、鍵落としたりしたせいか何も感じてなかったが、家に帰り一眠りすると頭痛と吐き気に見舞われた。
家の中、一人なので寝る事しかできない。

ダルくて荷物のアンパッキングができない。
PCなど最低限のものだけ出して着替えなどは五月雨式に毎日少しずつ洗ってしまえば良い。

２週間入院、しかも緊急入院で１週間の予定が倍になったわけだ。
いきなり日常に戻れるわけがない。

今日ようやく体調的にも戻ってきたかなと言う感じだ。

ポートは相変わらず剥き出しのまま。

明後日は外科の外来だが、見せる事になるだろう。

山あり谷ありと言うか谷だけと言うだけの感じだが。