2016年10月23日日曜日

ザ・ノンフィクション「乳がんと家計簿」

あまりテレビは見ないが、これはリアタイで見た。

実況ツイートもしてしまった。

フジテレビのザ・ノンフィクションと言う番組である。

乳がんステージ4の女性CMプロデューサーの話である。







まず書いておこう。

・ステージ4(骨転移)
・既婚 夫(6歳年下)、子(男の子 5歳)
・実母は元看護師で年金暮らし

いくら高齢化社会とは言え、30〜40代の癌は深刻な問題と捉えてほしいものだ。その高齢者達を支える人間が癌になるのである。
やはり癌で働く難しさを感じた。


高額医療は申請してないのか?

とにかく医療費がかさむのが強調されていた。
300万の先進医療もカンパで受けられていたが、継続にできるわけではない。

ガン保険に加入しておらず全て自費でやっているような事を言っていたが、高額医療は申請してないのだろうか。できないのだろうか。

保険に勧誘してない私の医療費は、月44,400円だ。
年に3回以上かかっていれば多数回該当と言う減額対象になるはずだ。

検査だけで3万円。
PET-CT検査なのだろうか。


 

何故、夫が家計を支えないのか?

既婚と書いたが、実は離婚をしてしまう。

喧嘩をして3ヶ月も家を出てたそうだ。

乳がんと言う病気の特性なのか、抗がん剤で脱毛して乳房を切り取った女房を女として見る事はできずに離婚に至るケースが少ないそうだ。

とは言え、小さい子もいるわけだし、惚れた腫れただけで生活しているわけではあるまい。
6歳年下なら20代の旦那になるが、自分が守ると言う気概はなかったのだろう。
ここから抜け出して新しい生活をしてリセットしたくてたまらない衝動にかられたと思う。

旦那がいくら稼いでいるか知らないが、もう少し全面的な援助があっても良かったのではないだろうかと思う。



何故、実母と同居しないのか?

離婚後、実母の暮らすマンションの別室に居を構える。

同居しないのか?

家事や子育ての負担が軽減するのではないだろうか。

扶養の関係から健康保険に影響するのだろうか。



在宅で仕事はできなかったのか?

CMの製作プロデューサーで週4日通勤している。
業務の性質を考えると、在宅で仕事はできないのだろうか。
打ち合わせや撮影など必要な時だけ出社していれば済む話ではないかと思った。

携帯とPCがあれば、困らないはずだが。

どうして骨折して杖をついてまで出社させなければならないのか。

セキュリティの問題なのか。


子供への影響は大丈夫なのか?

とにかく治療はストレスフルだ。抗がん剤の治療は平均3年と言われている。そんな長い期間でイライラするに決まってる。
加えて幼子を抱えて離婚したばかりで仕事もままならずパンク寸前だったのではないだろうか。

悪くないのに子供に当たり散らす様子は目を背けたくなった。

定年世代のガンならこんなストレスないはずだ。



進行性の癌で働くのは難しい

結局は仕事を辞めてしまう。

やはり働きながら治療は難しいと言う現実を見せつけられた。

世間の理解が追いつくまで100年かかるだろうか。

しかし、よく顔出して取材に応じたと思う。
それだけ金銭的に困窮していると言う事か。


救いは生きて番組が終わった事だ。
この番組でガン患者は何度も取り上げているが、死んで終わる場合が多く、非常に重い。

根治が現代の医療で難しいのであれば、社会的な理解が進んでほしい。




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