ロンサーフは５日飲んで２日休み、それを２回繰り返す。
本来ならば、月曜の午後から始めるが、今回は月曜の朝スタートでサイクルとしてはわかりやすい。
朝食後、服用した。
血栓の薬などは普通に飲めるのに、抗がん剤と言うだけで気持ち悪くなる。
飲み方が難しい。
我々は薬の名前で判別して１回何錠と用意するが、同じ名前で２種類あるので間違えないようにしなければならない。
錠剤に２０と１５と書いてある。
これは成分が違うわけでなく、量を示すものだそうだ。
薬の飲む量は体重などを元に計算するが、今回は７５mgと言う事でこの量になる。
朝晩この量を飲む。
黄色い錠剤は、吐き気止めだ。
これは朝飲むだけ。
吐き気以外にも下痢などの副作用があるようだが、すぐに出るわけでも一度に全て出るわけでもない。
特に何でもなく点滴もないので院内を動き回る事はできる。
土曜日に緊急入院をしたので入院の手続きをしたりしてた。
前回の入院から点滴室に顔を出すのが恒例になりつつある。
馴染みの薬剤師がいろいろ話を聞いてくれると言っていたが、まだ点滴室には来てないようだ。
と言っても病棟に戻れば病棟担当の薬剤師が説明に来る。
６人部屋で３人だけだった病室も月曜には満室になった。
そんな状況で説明を受けるわけだが、相変わらずプライバシーはない。
患者の個人情報がどうこうと言うが、実際にそんものはない。
土曜日なんか急患の処置室に行ったら個人情報丸々書いてある問診票の束が置いてあった。
診察を受ける私が完全に見る事ができる状態だ。
普通の会社なら来客が業務資料を見られる状況だ。
午後になり、点滴室に出直してみた。
すると、たまたま薬剤師が居合わせていたので個別に話を聞いてもらう事になった。
今後は点滴をしないわけだから点滴室に行く事はないが、フラっと来てもらって構わないと言う事だった。
病棟の看護師より点滴室の看護師の方がしっかりしてる。
はっきり言って病棟の看護師は信用してない。
こちらもその分適当にやるようにしてる。
入院中であっても外抜け出してコンビに行くのもシャワー室でオナニーするのも躊躇しない。
看護師でストレスが溜まるなんてバカバカしい。
外来と違い、わけのわからない事を言う患者や緊急性のある患者を２４時間相手にするのはキツいのは私でも想像はできる。
しかし、わざわざ資格を取って仕事に就いてるわけだから本人がやりたいと言ってやっているはず。
そこは厳しく見てる。
夜になって頭痛がした。
パソコンにやり過ぎだろうか。
副作用だろうか。
それはわからない。
副作用でない事を願うのみ。
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