2015年2月10日火曜日

腫瘍マーカーの見方

もうすぐガン患者になり4年目に突入するところだ。

その割には腫瘍マーカーを実は知らない。

ちょっと調べてみた。




月の始めに血液検査で腫瘍マーカーを見ているらしく、異常値はありませんと言われるので鵜呑みにしていた。


ガンは早期発見が大事なのは言うまでもないが、腫瘍マーカーは必ずしも万能ではない事がウェブで調べてみてもわかる。


「腫瘍」マーカーであって「ガン」マーカーではないのだ。

腫瘍と言っても即イコールでガンであるわけではない。悪さをしない良性の腫瘍などもあってそちらにも反応する事があるそうだ。

これはPET-CTも同様である。
PETの場合は、常に活動している脳や心臓にも反応して検査結果を見ると光っているのだ。


あくまで腫瘍の存在を知るツールに過ぎない。


腫瘍マーカーと言ってもチェックする項目によって分かれているようだ。

例えば大腸ガンの私はCEAという腫瘍マーカーで血液検査の値が出ている。

卵巣ガンの方であれば、CA125という腫瘍マーカーで調べる事になるだろう。


もし患われている方がご覧になっていたら自身のご病気に対応した腫瘍マーカーでご確認して頂きたく。

下記のようなサイトで

腫瘍マーカー.com

がんの手がかりを得る検査(腫瘍マーカー) | よくわかる健康診断|+Wellness プラスウェルネス



腫瘍マーカーに限った話ではないが、指標は指標でしかないのである。


その指標を元に判断して治療にあたるのが病院であるが、患者も指標であるという事で知っていて損はないだろう。

大切なのは、指標に振り回されない事だ。

何事においてもそうだが、この情報過多の世の中で一つの情報だけで振り回されてはいけない。
その情報を精査して正しい状況判断をしていかねばならない。








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