2012年5月4日金曜日

入院初日

入院当日の朝がきた。

特にいつも通りにご飯を食べて「梅ちゃん先生」を見た。
母の心遣いでケーキを買ってきてくれていて食べました。

暫くは食べられない事が予想されるので。

もっと予想されるのが風呂に入れない事。
なので、朝風呂に入りました。


10:00くらいに手続きをする為に30分くらい前に
家を出て桜を見ながらのんびりと行きました。


15分くらいで到着してバイクで先に来ていた母と合流。


手続きをする。


外科の病棟に通される。
いろいろテレビカードなどの説明を受ける。


放置。
放置。
放置。
放置。


あれ?

私は、ガンの切除手術に来たのではないのか?


病室に通されてから何も言われない。


暇すぎる。


まだ着替えすらしてないのだ。


看護師が来た。
これから麻酔医の説明があるとの事。

急である。

手術の説明すら受けてないのだ。

麻酔の説明と了承があるので、承諾書にサインをするのだ。


私の場合は、局所麻酔と全身麻酔をするらしい。
副作用を伴う場合があるので了承頂きたいとの事。

いいえ、とも言えないので了承のサインを書く。

歯が抜けるとか震えが来るとかあるらしい。


後日改めて書くが、私の場合は熱が出る事になる。


病室に戻り、点滴を打つ事になった。
その前に着替えさせてもらった。
看護師さんも私が来た格好そのままでベッドに寝ると思ったのだろうか?


点滴に繋がれた。

昼食の時間なのだが、私の分がない。両隣のベッドからは食べる音が聞こえる。
午前中に来いと言われ、手続きをして食事が出ないのか?


初めてのナースコールをして聞いてみたら、食事禁止の飲水可との事。
それは麻酔よりも先に言うべきだろう。


この点滴が食事の代わりらしい。


入院中、これだけは絶望だった(笑)


いったん荷物を取りに帰った母も再度病院に来た。


検査もないし、問診もない。

看護師さんから再度入院のスケジュールをざっくり聞いた程度。

入浴は可能だったが、朝入ってきたので「ま、いいか」という事で
風呂にも入らずに一晩を明かした。


入院初日は、こんなもんです。
自分が本当に病人なのか疑わしくなるほど元気でした。


これが、ガンの怖さ。