2012年5月12日土曜日

入院9日目 部屋移動



欲が出てきたと言うのは元気になってきた証拠なのか。

病室に対する不満が我慢できなくなってきた。

におい。

私は大腸がんなので、恐らくは同じような病状の人たちのいる
病室にいると思う。

排泄機能がうまくいかない人たちが集まる。
人口肛門とかの人たちであろう。聞いてないからわからない。

一度ロッカーを使うのに隣のベッドの人の前を通らざるを得ずに
通った時、そういう器具を目撃した。

自分も病気なので仕方が無いとはわかりつつも他人のにおいを
四六時中かかがされるのは我慢に限界がある。
入院当初は、左隣だけだったから割り切るようにしてたが、術後に
戻った部屋に両隣が同じ状況で窓を開けて私が風下になるので常に
においに挟まれている。

まして食事も解禁になっている。

大変申し訳ないのだが、たまらなくなってきている。


トイレから戻る時に会った看護師に相談した。
その3〜4時間後、部屋を移動する事になった。

窓際で隣のベッドも空いており、リラックスできる部屋だ。

ホッとした。

強調しておきたいが、においを放つ人が悪い訳ではない。
自ら好んで病気になる人間はいないだろう。まして入院や手術したい
なんて人間は、さらにいないはず。
入院とは共同生活でもある。
シャワー室の利用時間、食事の時間、消灯時間、部屋のマナーなど。
病気だから守れないのは仕方が無いという事には、よほどの事でない
限りは許されない。


だからと言って我慢できない点も出てきてしまうのも事実。


不満を上手に解消していかないといけないですね。
誰も悪くない。
でも角が立つので、ここだけの話でした。