2012年5月18日金曜日

がん患者の退職



4月の入院前に週刊 東洋経済 2012年 5/5号 [雑誌]を購入した。

一昨年は母と祖母の病気の勉強の為に読んだが、まさか自分の為に
買う事になるとは思いもしなかった。

そこで気になったのが、がん患者の社会復帰で3割が退職をしてしまう
事。

こういうトピックもありました。
がんの診断を受けたんだけど、現在勤めている会社を辞めなければならないの?

せっかく手術して社会復帰してもこれでは本末転倒な気もする。
がんになったら、元の状態に復帰する事が目標のはず。

私は体調を崩す前に別の理由で退職していたが、恐らくこの状況で
あれば、辞めざるを得なかったかもしれない。

まず、通勤が厳しい。
特にラッシュ時の電車には乗れる自信がなく、抗がん剤治療中は免疫力が
落ちるから風邪でもうつされたら治りにくく場合によっては業務に支障が
出る。


自宅勤務という方法もあったろうが、業務内容を考えるに自宅で着手できる
業務には限界がある。
そうなると減給などが想定できる。自宅にいるだけなので減給されても無給
よりはマシかと思うが、会社側は面白くないだろう。


休職という手は零細企業で就業ルールがなかったと思うので無理だったと
思う。


治療には会社側の理解が必要なのだが、会社自体が存続が厳しいのに病気の
従業員を半年以上も留めておくのはないでしょうね。理解がある会社にいたら
別ですが、大半はそれどころではないはずです。
それに他の従業員の目線もあるでしょうし。


私は今回の自分の件があるまで抗がん剤治療が半年セットという事は知りません
でした。

つまり理解がないという事を自分で示してしまったいたわけですね。
自分も病気にならなかったら「あいつ休んでるのに給料(社会保険)出てるのか」
なんて思うかもしれません。


2人に1人がガンになると言われているくらいなのに周囲の理解が浸透している
ようには思えないですね。


今の自分には社会復帰の「復帰先」がない。

難しい問題だと思います。