入院して3日目。
朝食は決まって牛乳が出る。
異変に気がついた。
飲むと異物が入っている感覚なのだ。
外を歩いていて虫が口の中に入って「ちょっと大きいな」という
気分と言えば、わかって頂けるだろうか?
飲むのを止めた。
これが副作用かと気づいた。
以降、食事で出る「冷たい物」は一切口にできなくなる。
口の中で温かくして飲み込めば良いのかもしれないが、面倒だ。
退院してから何日かは続く事になる。
水も冷たいと飲めない。
この水がお気に入りなのだが、買って暫く部屋に置いて大丈夫な
頃合いを見て飲むようにした。
ご親切な事に病院内で販売されている水は自販機も売店も冷やしていて
くれて手で持てないのだ。
なので、袋を持って自販機に買いに行くか、売店で袋に入れてもらうか
しないとダメだ。
主治医に報告すると何日かすると症状は消えるそうだが、水作業も
できなくなるなと思った。
冬が辛いというのは、こういう事なのだ。
何と書いてお伝えすれば良いのか。
冷たいペッドボトルを飲むと指が正座して立った時のピリピリに近い
感じがする。
歯を磨いてうがいする時、炭酸水でうがいをしている感じ。
(実際、私は炭酸飲料が嫌いで数回しか口にした事ないが)
確かに冬はたまらないだろう。
風が当たるたびにピリピリしていたのでは、外出したくなくなる。
だが、さほど他に目立った症状は起きずに1日を終える事ができた。
軽い吐き気はあるものの、ベッドでずっと下を向いて本を読んだり、
資格試験の勉強をしている。そのせいもあるのではないかと考えたり
する。
ここが難しいが、一概に薬の副作用と断定できないのだ。
ちなみに、こちらの保湿剤を朝/風呂上がり/就寝前に手足に塗っている。
看護師に「売店に行く時も手袋はしてください」と言われたが、それは守ってない。
イメージ的にこれです。
アトピーがひどい時は、コットン手袋の上に軍手をして寝てました。
小学生の時ですね。
せっせと服用の記録を付け、就寝です。
と、言いたいですが、隣のベッドのおっさんのいびきで2時間おきに目を
覚ます事になります。
この人、昼間もいびきかいて寝てたのに。
恐らく、治療で疲れているのでしょうね。