2012年6月4日月曜日

乳製品は悪なのか?

過ぎたるは、なお及ばざるが如し

これを前提に考えてみたい。
これを結論をせざるを得ないとも思う。

今回の病気で初めて「乳製品は体に悪い」という意見を知った。

乳製品と言えば、給食でも牛乳やヨーグルトで出てきてカルシウムを摂取
できて体にいい、大きくなりたきゃ牛乳を飲めくらいの感じで刷り込まれ
てきた。

事の始まりは母からのメール。
母が胃がん、私が大腸がんを患った事で胃腸に対する神経が敏感になった。

食生活の見直しでヨーグルトを朝食べる事にした。

ところが、推奨していた母本人から「乳製品は体に悪い」とメールが来た。
すぐにネットで調べてもよかったのが、調べないで放置していた。


後日、ごぼう茶の事を当ブログにエントリーしたところ、このような動画も見た。





なるほど。
胃腸の消化吸収力が低下するらしい。

確かに日本人は乳製品なしで魚などからカルシウムを摂取してきた。

牛乳や牛肉が苦手な人も確かにいる。

そもそも日本人に必要な食料品ではなかった。


そんな体に悪い食品を成長期の子供が通う学校給食や病人のいる病院食で
出すのか。
お釈迦様が悟りを開いたのは乳粥をもらったからではないのか。
(失敬、これは日本人の話ではないので厳密には当てはまらない)

悪い点しかないのであれば、流通などさせないはずだ。

見てみると、血圧を下げるのに適しているらしい。

検索をしてみると、あまりメリットが結果として出て来ない。
骨を強くする、背が高くなると言われてきたのに、逆の話もあるくらいだ。


何でもそうだと思うが、程度問題だというスタンスを当ブログでは貫こうと
思う。

食は健康だけではない、味覚や雰囲気を楽しむものでもある。

健康を害するのであれば、酒や刺激物など摂取しない方がいいに決まっている。
酒は尺百の長という錦の御旗の元にある程度の飲酒は健康をもたらすと言うが、
アル中になって肝臓を壊してしまっては元も子もない。


乳製品も酒も自分でセーブしないといけない事になる。


乳製品を正義の味方にするのも悪役に仕立て上げるのも本人次第だ。


故に冒頭の一文に戻ることになる。

過ぎたるは、なお及ばざるが如し