ようやく1週間の休薬期間。
来週にまた点滴かと思うと気が重いが、この1週間は
何か解放された気分になる。
薬自体は服用し続けるのだが、抗がん剤を飲まないという
気分がそうさせるのかもしれない。
2クール目は何と言っても足が辛かった。
ふくらはぎが痛くなり、階段の上り下りが2日くらい辛かった。
吐き気もシビレも痙攣もそれなりあったが、何故足が痛くなった
のだろう。
朝の散歩のせいかもしれない。
普段は坂道のあるコースを歩かないのだが、その日に限っては
「いつも車で通っているけど、どうなってるんだろう?」という
好奇心で急な坂道のある所を歩いてしまった。
それから足が痛かった気がする。
因果関係は明確にわからない。
そんな気がするだけだ。
以来、散歩をしなくなった。
好奇心を止めるのは恐怖心だけ
恐怖心はデータでしかない
これは立川談志の言葉であるが、なるほど。
確かに恐怖心はデータだ。
私が散歩をして足が痛み、階段の上り下りが辛くなったというのは
データである。
私がゼローダやエルプラットを嫌がるのも「副作用で体調が悪くなる」
というデータの恐怖心から起きるものだ。
3クール目に来週から突入するが、より副作用がキツく出てくるようだ。